寂滅の聖頌歌沛然たる血の雨に 朱き潢潦が大地を嘗める 藍碧の空は凍り 破滅の調べが大地を穿つ 茫漠たる天魔波旬を焼夷せし者よ 苦患の運命に縲絏されし者よ 全き絶望に我は悲憤せん 其の報われざる至純の魂に いかなる神佑も能わずやと・・・