寛解期の4年間、とにかく元気で何でも食べて平気だった私を一番近くで見ていたのが今の旦那さんです。
彼から見たら、私の元気っぷりは「もう病気の心配しなくていいんじゃないか」と思えるほどだったと思います。
2月末からもしや再燃かと思える微量の出血があったのですが、はっきり再燃したなと確信するまで、私は痔かもしれない出血がある、と話すにとどめておきました。
しかし、3月になっておさまるどころか出血量が少しずつ増え、これは再燃だなと思うようになりました。
私自身ショックは大きかったのですが、食事内容も大幅に変わるし、旦那さんにも隠しておける状態ではなくなります。
でも私の中には不安がありました。
「またか」
って思われないだろうか、
「なんでこんな厄介な病気の女と結婚したんだろう」
って思われないだろうか。
ある晩、私は旦那さんに話すことにしました。
なるべく元気な感じで、たいしたことないんだよって感じで話そうと思いました。
「ごめん、私 再燃したみたい。また心配かけてしまうけど、薬が効いて良くなってきたら、また元気にあちこち行けるようになると思うし・・・」
笑いながら話すつもりが涙がぽろぽろ出てきて言葉に詰まってしまいました。
「なんで泣くんだよ」
旦那さんが静かにそう言いました。
「だってさ、あんなに元気だったのに、もう再燃しないかもって思ってたのに、やっぱりこんなこと話さなくちゃならないなんて、なんか情けないし・・・」
泣かないつもりだったのに、話してるうちに私は泣きじゃくってました。
「泣かなくていいよ。とりあえず病院行こう。また元気になるから大丈夫だよ」
旦那さんが大丈夫って言うと、不思議とどんな時でも大丈夫な気がしてきました。今までずっと。
旦那さんと出会ったとき私は体が不調で、つきあってほしいと言われた時、心底困りました。
だから
「お願いだからもっと健康で若い人探して」
と何度も断ってきました。
でも、お前じゃなきゃやだと、断っても断っても会いに来てくれる旦那さんの熱意に負けた形でつきあうようになり結婚したのですが、再燃を繰り返してそのたび食べれるだ食べれないだ、一喜一憂している私をいつも見守ってくれる彼には、本当に感謝しています。
私の一番の楽しみは旦那さんとあちこち出掛けること。
花粉がおさまる来月には何ヵ所か遊びに行く予定があります。
私の体調も良くなってるといいなぁ。
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