夜の狭間に
すやすやと眠る


深く暗い闇の
さらに底の方で


腕がにょきっと
足がにょきっと


焦らず慌てず
少しずつ


無垢なままで
すやすやと


やがて
美しくも哀しい旋律が鳴り響き
破滅へと向かう歌声で
目を覚まそう
















だって僕たちは
最期の子供だから