昨日はまぐれで一瞬立ってくれた
関節人形


写真撮るために
立ってくれたんだねって思うと
魂が入ったのかとすら思う


人形を作られる方は
そういう瞬間があるから
やめられないんだな

親バカ丸だしで考えたりした


今日は軽く磨いたり
関節がよりしっくりするように
あちこち削ったりした



先ほどもう一度仮繋ぎしてみたら
昨日よりはすんなりと立ってくれるし
ちゃんと座れる


わたしは今まで
ちゃんとした球体関節人形を
実際に触ったことがないので
自立するっていうのは
いとも簡単に立つことをいうのだろうか
それとも
ある一定の向きというか
ある一定の関節の合わせのみ立つのだろうか


などと悩む
きっと正解は前者だろうね
そういうのを出来るようになりたい


しかし
あれだね


今までバラバラで作っていたものが繋がると
急に愛しくなるもんだね


初めて作ったっていうのも
感動ひとしおなのかもしれない


もう少し関節の調整をして
下磨きをして
下地塗りをして
塗装をして
きちんと完成させよう


作っているのは
カエルなのだが
これが人間風なら
確かに人によっては怖いんだろうなぁって思う


人形には念が宿るっていうしね
果たしてこれが
誕生日プレゼントに向いてるかっていうと

今更微妙に思う