作家のマイク・エンズリンは、心霊スポットのルポライターとして活動していながら、自身は心霊現象も神の存在も信じてはいない。 
そんな彼の元にある日、差出人不明の絵葉書が届く。
NYドルフィンホテルのその絵葉書にはただ一言「1408号室には入るな」と記されていた。 
興味を持ったマイクはドルフィンホテルを訪れ、1408号室でこれまで56人の死者が出ている事を知る。 
そして、支配人の説得にも応じず、半ば強引に1408号室に宿泊することになったマイクの身を、次々と不可解な現象が襲うのだった・・・。 

んーと、結論から言うと、オチが最悪。 
「そこでエンディングにしとけばめっちゃ怖いのに!」っていうポイントがあったのに、そこを通りすぎて主人公は恐怖の部屋から生還しちゃうってところがね。 
メインの恐怖演出も、最初はコスい現象から始まってどんどん壮大になっていって最後はもうわけわからんくなる(笑) 
ホラーというより、SFかファンタジーみたいな。 
それから、現実と夢、現在と過去の境界線があやふやになっていく辺りも、ホラーというよりミステリー的な要素の方が強いように感じた。 
で、その後よ! 
ストーリー的にも行き詰ってきて、さぁどうなる? って所でけっこう強烈な絶望感を味わえる展開になって、そこで終わっとけば途中が微妙でもそこそこ面白い映画だと思うのに!!(^^; 
残念ながら通りすぎちゃって、なんだかなーって感じで終わる。 

んー。 
駄作ではないんだろうけど、なんだかイマイチ納得できない。 
ホラー映画としてね。