サロンカーなにわ40周年記念号で行く、北陸本線の旅(後編) |  トミー中村の公式てきブログ    Powered by Amebaっぽい

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(前日からの続編)

 

今回の旅は、乗り鉄さん向けのパッケージ品で、

金沢での滞在時間はあまり多くはありませんでした。

ゆっくり兼六園を見て回ろうという気が起きず

100円の巡回バスを利用して、ひがし茶屋街へ訪れることに。

 

09:09 古い町並みには、この形の郵便ポストが似合います。

 

朝早く訪れたこともあり、通りのお店はまだ開店前、

人通りもさほど多くはなく、写真撮影するには好条件。

 

09:16 観光案内書などで有名な景色も収めました。

一般住居ではなく、金箔のお店などが立ち並んでいます。

 

09:26 人が増えてきました。

多くの土産物店は10:00開店らしいですが、09:30に開店するお店も

あるようで、徐々に賑わってきています。

海外からの観光客も多く、しきりにシャッターを押す人たちを尻目に

この界隈を散策します。

 

09:30 良い雰囲気を感じるきんつばのお店。

朝食抜きにして、ここできんつばを食べたかった…(´・ω・`)

 

この時点で、列車到着まで6時間ほどの猶予があります。

今思えば、兼六園をゆっくり見て回る時間はあったようです。

 

10:46 金沢駅前、鼓門にて。

大きな構造物で待ち合わせ場所として使われているようです。

 

この日はフェーン現象なのか、11月としては高い気温と、天気が

崩れる前の蒸し蒸しした空気を感じながらこの近辺でサクッと

観て回れそうな場所は無いかと散策するも、リサーチ不足で

長い時間の散歩と相成りました。

 

ラーメン食べて、歩いて、14:00を過ぎた頃には少し早いと感じつつ

金沢駅ホームへ移動。

 

此方の表示板にも、サロンカーなにわについての表記は無し。

しかし撮り鉄さんが集まりだしています。

ダイヤ情報のネットワークがあるのでしょうか、彼らのお目当ては

もちろんサロンカーなにわです。

 

…そうでもないかな?

北陸本線も、新幹線が金沢から敦賀延伸で役目を終えて、今後

第三セクター鉄道になるようですから、他の列車も被写体に。

 

15:07 特急サンダーバード

この列車も関西からの移動ですと敦賀止まりになるのですね。

 

15:11 角度を変えて撮影してみました。

 

乗り鉄をしながら、撮り鉄もしてみる、楽しいものです♪

 

15:18 いよいよ復路のサロンカーなにわがホームへ入線です

ヘッドマークは40周年記念のものと違い、通常の

「サロンカーなにわ」ですね。

 

15:21 復路の席配置は二人掛け。

往路で一人掛けだった方は漏れなく復路で二人掛け…かな。

列車は15:31出発です。

  

隣の席の方が鉄子さんで、怖い人じゃなくて良かったです。

逆に此方が怖い人と思われていたら、ひたすらに平謝りです。

 

座席からの眺めは

そんなに悪くは無いですね。

往路もそうでしたが、復路も撮り鉄の方を多く見かけられました。

特別な列車だけに人気もあるのでしょう。

 

列車は長閑な田園を通過し、やがて16:12 小松駅に停車。

後から出発した特急列車の追い抜き待ちで、この時間を利用して

 

16:14 日暮れが近い時間帯の最後尾展望車を外から撮影。

此方の車両は、ソファは半分程度でした。残り半分の空間は

一般車両と同じ席配置になっておりました。

 

先頭の展望車はどうなっているのかと申しますと

17:09 牽引しているヂーゼル機関車DD51が目前です!

なかなか見られない景色です。

左に見えます高架は北陸新幹線と思われます。

 

普段決して入れない車両で過ごしているので、先頭車を見たら

今度は最後尾も気にならない筈はありません。

 

18:18 すっかり日も暮れて辺りが暗くなってきた最後尾展望室。

10分間の入れ替え制で、ササっと撮影です。

 

 

20:06 京都駅に到着。

ここでもしばらく時間がありましたので、外から撮影を敢行。

20:09 小松駅で撮影できなかった、夜のヂーゼル機関車DD51。

この機関車が無ければ移動できないのですから、頼もしい限り。

ジーゼルならではの勇ましいエンジンの音、轟々と鳴り響きます。

 

やがて列車は終着駅の大阪駅へ到着(21:01)。

あっという間に着いてしまって、名残惜しさを感じます。

ここでももちろん撮り鉄さんが沢山いらっしゃいました。

長い時間停車していれば、黒山の人だかりになりますので

 

21:07 列車は漆黒の中へと消えていきました。

 

今回の旅、サロンカーなにわが登場して40周年という節目で、

役割を終えるのかなという先入観を持って参加しました。

急速な少子高齢化、クルマ社会、流行り病による乗客の減少…

客車は車いすだと入れない、トイレは和式のみ、電源端子は

車両の隅にAC100Vのアウトレットだけ、USBなんてものはない。

wi-fiが備わっている訳でもない。

 

しかし現代人に欠けたスローな生き方に向いてそうでもあり、

あと10年ぐらいは修繕しながら走ってくれないかな、とも思いました。

旅行パックとして利益は出ている筈ですから。

 

お召し列車の雰囲気を堪能した二日間でした!