皆さんは手紙というのを、どのぐらいの頻度で送っていますか？
最近は通信手段は電子メールやSNS(TwitterやlineやInstagramなど)
といったものに取って代わられ、手書きの文章を誰かに送るという
文化が途絶えるとまではいかないものの、衰退の一途を辿っている
ように感じます。そういう時代だからこそ、手書きの手紙というもの
は、相手により印象を残す手段として活用すべきです。
「ある組織」が主催する、手紙の書き方セミナーを受けました。
少し前に予約を入れていたので、キャンセルできなかったのです。
「まぁ話のネタにはなるだろうな」と、軽い気持ちで受講しました。
男性向けの講座だったので、周りは当然男性ばかり。
わりと参加者が多いように感じました。
講師は晴香葉子さん。同音異字のタレントさんとは無関係です。
透明感のある、美しい方でした。
セミナーの内容は、男性と女性の考え方の違いについてだとか、
印象的な手紙の書き方だとか、手紙の構成のレクチャー。
起承転結はもちろんのこと、ここでは名詞効果、ハロー効果、
SVR理論、アンダードッグ効果などを使った理想的な文章の書き方を
学ばせていただきました。
無料でこれだけ教えてくれるのですから、有り難い経験です。
軽い気持ちで受講したつもりが、講師の方のご説明が解りやすく
いつしか吸い込まれるように聞き入っていました。
得るものは多かったです。
「そうか、手紙も悪くない。」
そう思わせてくれる時間を過ごさせて頂きました。
年賀状の売れ行きが年々減少しているという現状、寂しいですが
手書きの年賀状の作成されてみるのも悪くないですね。