続・南部梅林の熱い戦い! |  トミー中村の公式てきブログ    Powered by Amebaっぽい

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さて、こんな空模様からやがて白いものが降ってきました。
 
紀州みなべと言えど、風通しの良いロケーションでとても寒く、
じっとしていられない状態でした。

エントリーは正午からでしたので、それだけ済ませて、本番の
13時までは梅の撮影等をして時間をつぶすつもりでした。
 

しかしながら梅の花はほとんどこのような状態です。
梅も冬の寒さに、咲くのを躊躇っているようです。
 
そういえば、入場した時に梅干しを頂きました。
これで友人とリハーサルをすることとしました。
 
梅干しを口に含んでハッとしました。
種の大きさが予想より大きいではないですか!

優勝できるかどうか不安になってきました。
それでもリハーサルで何か発見でもあればと、種を飛ばしました。
 
だいたい4から5メートルぐらいの飛距離でした。
これで勝てるのだろうか?

会場の準備を見てますと、10メートルを越すところまでメジャーが
敷かれています。

そんな光景を見てますと、いよいよ大会が始まりました。

 

ルールは簡単。種を吐き出す時にラインを超さないこと。
そして左右の幅1.5メートルほどの区域内に種を着地させること。

 
まず子供の部。1メートル、2メートルの記録が多く、やはりこの種、
曲者です。

それでも1位から3位に入れば景品がもらえます。みんな必死です。

続いては女性の部。いつの間にこんなにエントリーしたのかと
いう位の参加者の多さです。種をペッと吐き出すのに「はしたない」
などという抵抗は無いようで、激しい女の戦いが繰り広げられてました。

優勝者は5メートルラインを越してきました。
 
 
十分にボルテージが上がったあと、メインイベント、男子の部が
始まり、熱戦の火蓋が切って落とされました。

参加エントリー29名による戦いです。

一人目、二人目と終わった後、三人目に早くも私の出番です。

 
イメージトレーニングは出来上がっています。しかし主催者さんが
「毎年の優勝ラインは10メートル」と言っていたので難しいかと
不安も過ぎりました。
 
無心に種を飛ばしますと、左に逸れて飛んで行き、ファウルラインの左へ
転がりアウトか、と思ったら神様の微笑みでしょうか、種が転がって
ファウルラインの内側に入ってきました。

距離が計測されます。
 
6メートル64センチ。暫定1位でございます!

ただ、まだ後ろに26名の刺客が控えていますので喜んでいられません。
直後5名ぐらいは私の記録を上回りませんでした。

しかし、記録は破られる時が来ました。
7メートルを越す人が出てしまいました。暫定2位になってしまいました。

「2位じゃ駄目なんでしょうか?」
誰かがこんな事を言っていたのを思い出しました。

2位じゃ、駄目なんです。
ただ、しょんぼりもしていられません。こうなった以上は景品をもらえる
3位までに入れば御の字と考えるように気持ちの切り替えをしました。
 
そんなことを考えていると、また7メートルを越す人が!
これで暫定3位になりました。あとがなくなってきました。ピンチです!
 
競技済みの人も25名を過ぎて、あとは逃げ切れるか、祈る気持ちでした。
 
すると27人目の方が7メートルを越えました。
 
残念、最終結果は4位となりました。
 
なんて中途半端なのでしょうか。優勝はおろか3位にも入れず、景品も
もらえず
すっぱい思い出になりました。
 
追い風でも吹いてくれれば良かったのに、なんて思っても結果は真摯に
受け止めて、次があるかどうか分かりませんが、なにくそという思いが
芽生えました。
 
私が優勝した時の記録を任せていた友人は7位か8位でした。
 
よく考えれば、私が優勝するというなんて、
根拠の無い自信がそう思わせているだけで、何の実績も無いのです。

それを思えば自信だけでよく頑張れたものです。

老若男女、総勢70名ほどの参加者の中で4位ですから、良しとします。

 

それから梅林をぐるりと回ってみたんですが、ご覧の通り
花は咲かず、白いものが大量に降ってきています。
 

それが止むと、遠くの海が綺麗なんです。
コントラストの差のせいで、梅林が暗くなって見えますが
実際は明るいです。
 

尾根伝いの反対斜面は、こんな感じ。ただただ梅が多い山肌です。
 

振り向いて海を望遠撮影してみました。太陽の光を、波が
反射させていて輝いています。
 

おむすびのような形の山が遠くに見えます。
 

大きな杉の木もありました。
 
また、ゴルフ場などにある、カートのレールが縦横無尽に
張り巡らされていました。急斜面で物を運ぶのにはカートが
好都合なのでしょう。

 
15時30を過ぎる頃、南部梅林をあとにしました。
見ごろはまだ先のようです。

ペタしてね

次は帰り道について書きますね。