かにポジション |  トミー中村の公式てきブログ    Powered by Amebaっぽい

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巷で噂のブログへようこそ。和を大切にしましょう。

文章を入力するとき、ここをご覧の貴方は「ローマ字入力派」ですか?
それとも「かな入力派」ですか?

今や9割方、ローマ字入力をされているかと思います。
仕事で製品の品番など、アルファベットの羅列をよく使われる方にとっては、
それで良いでしょう。

しかし、日本語入力をするとき、不便を感じたことは無いですか?

例えば、「でぃー」と打つ時、ローマ字入力だと「deli-」と打ちますよね?
これがかな入力だと「て」「゛」シフトを押して「い」「-」で済みます。
少しの違いのようで、これがけっこう大きいのです。

他には「きゃ」「きゅ」「きょ」など、かな入力の方が打つキーの数が少なくて
済む場合が多いのです。

私は数少ない「かな入力派」です。しかも、ちょっと普通とは違う打ち方です。

キーボード配列をご覧いただければお分かりかと思いますが、JIS配列の
かなの表示は、上から4段に分かれています
(昔「新JIS配列」というのがありましたがすぐ廃れました、その話は別の
機会にします)。

よく見ると、ひらがなでも使用頻度が高い文字は上段に集中しています。

すると、一般的なホームポジション
左手人差し指が「F・は」右手人差し指が「J・ま」)では、指の移動が
長くなるところが出て来ます。

そこで増田忠士さんという方が考案されたのが、「増田式HPかな入力
通称「かにポジション」です。

両手の人差し指の位置を右上にずらすのです。当然、他の指も一緒に
右上にずれることになります。

参考までに、かにポジションの両手人差し指の位置をで示しました。
二つのの中が「」と「」になっていることから、かにポジション
呼ばれるようになったようです。

は、従来のホームポジションです。キーに凸部があるので、多くの方は
こちらで入力されていることかと思います。


私がタッチタイピングを覚えたのは平成八年。当時はワープロとパソコンが
棲み分けられていた頃です。

松下電器(当時)のワープロ「スララ」がついた通信講座で学びました。

これが当時のワープロ「スララ」です。カラー液晶が売りでした。
記憶媒体は3.5インチフロッピーディスク。2DDと2HDの2種類があり、
記憶容量は2DDが720KBで2HDが1.2MBだった時代です。
HDDの容量はフロッピーディスクの10倍と言われていた頃です。
時代を感じますね。


ひょっとすると、ここをご覧の方にも同じ経験をされた方がいらっしゃるかも
しれませんね。

その通信講座で「増田式HPかな入力」を薦められていたので、それを
そのままマスターしたという訳です。


かな入力は私には合いました。以来、ほとんどかな入力です。
アルファベットの配列は時間とともに覚えました。さほど苦労はしません。

ただ、会社のパソコンで文章入力した後に、よく「またか!かな入力に
設定を変更して、ぷんぷん!」と、他の人が機嫌を損ねたりするのが
玉に瑕です。

そんなに怒らなくてもと思うのですけどね。

↓これは現在使っているラップトップPCです。

かな入力とローマ字入力の切り替えは、「Alt」+「ローマ字」
簡単に切り替えられるのですから。。