ヒンドゥ教徒とフラメンコ+南米の楽器 | セラピストスクール校長 MIKACOのブログです♪

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最近フラメンコを習っていて 先日の黄門まつりで初踊りをさせて頂きました。
十数年前に少しだけ習っていたものの
難しいのと仕事が忙しかった事を理由にやめてしまいましたが
諦めた訳ではなく 笑 
ゆっくり長い時間をかけて習い始めたという感じです。






フラメンコは教えてくださる先生の特色が色濃くあり
最近友人を介して出会った先生のバイレ(踊り手)魂に惹かれ 
また習い始めたというのも大きな理由でした。






うまく説明できないけれど
先生の踊りを見ると無条件に涙が出ちゃう感じで
深い哀しみやとても大きな喜びが踊りを通してリアルに伝わります。

今までも 無条件に泣いてしまったことはあって
例えばとても綺麗な夕日の色を見たときや
加山又造さんの日本画の青色の美しさを見たとき
美しいメロディを聴いたとき とかいろいろですが





人には情緒というものがあって
五感の感性の揺らぎは
他の動物に比べ
高次な脳の働きを持つ人間らしい心や感覚の動きですね。

ヒトは感性の琴線に何かが触れて 
心が揺れるときに 泣くのでしょうね。
’Human nature’ってことですね。






それから 心理学的にいえば
カタルシス(共感)という状態で



例えば哀しい時には
哀しい音楽(マイナーコード)の音を聴く
哀しい映画の主人公の映画を見る

苦境にあるときには
困難を乗り越えて打ち勝つ物語を読む
など

自分の状況的心理とオーバーラップさせて
泣いたり、士気を高めたりすると
心がスッキリするものなんですね。



そこにアロマセラピーの精油を使うと
考えすぎやフォーカスしすぎてしまうマイナスの感情を
健やかな状態のあるべき形に戻していく
お手伝いが出来るわけですね。



血液の循環を良くして身体を温め筋肉の緊張をほぐすスパイス系の精油は
時に心の開放に役立ちます。

ストレス状況下では交感神経が優位になるため
筋肉が緊張した状態になり
収縮が出来ず細胞の修復に集まっている乳酸を排除できなくなってしまいます。


乳酸が溜まった状態ではリンパの流れや血流が悪くなり 
血液循環によって運ばれ処理される 身体に不必要なものも
外に出づらくなり 余計に身体が疲れる状態になってしまうんですね~。
デトックス(毒素の排出)やウィルスや菌の排出がしづらいってことよね。


心と体は深い関係なので
体がガチガチだと心もそうなってしまうんです。
心のメンテナンスも体のメンテナンスもどちらも大事な要素ですね。



それから
ストレスと心、心と考え方は関係性が高いので
定義を変えず柔軟な思考を持つことと
定義を変えて同じ出来事を考察する柔軟さをを持つこと。

柔軟な考え方も ストレスを溜めずに
心を楽に健康に人生を楽しく生きる秘訣のようですよ!












そうそう フラメンコね。







フラメンコはジプシーの踊りですが
スペインではジプシーはヒターノ・ヒターナと呼ばれます。

1000年ほど前にインドのラージャスターン地方から旅に出て
北アフリカからヨーロッパ・スペインのアンダルシア地方にたどり着いた民族です。
ヒンドゥ教徒だった彼等は土地土地で改宗した人もいたようですが
独特の因習や言語を持ち
フラメンコの原型と言われる独自の踊りと音楽を持っていました。

少数民族の彼等はユダヤ教徒と同じように迫害や偏見を受けました。
仕事に就けない彼等は
旅芸人のように旅をしながら歌い踊りお金を稼いだと記述されています。










16世紀から18世紀までの長い間
迫害や偏見を受けて住む土地を追われ
アイデンテティを持つことさえ許されなかった人々が
音楽でジプシーの生活や喜怒哀楽や
長く苦しい歴史や心境を語ったのがフラメンコのカンテ(歌)なんですね。







そして
フラメンコの激しい踊りや喜びの踊りは
ジプシーたちの心を表現したものなのです。










フラメンコというとヨーロッパの土着音楽・舞踊を思い出す方が多いと思いますが
インドのジプシーが流れ着いたアンダルシアで土着音楽と融合し産まれた音楽です。
だから フラメンコ音楽はジプシーが関わった音楽のことだけをいいます。

北インドからアフリカやアラブ諸国に渡り
ヨーロッパに流れ着いたジプシーは
旅の途中で受けたその土地土地の音楽の影響と
ヨーロッパ人による南米の植民地化という歴史の影響により
南米の土着音楽など様々な土地の音楽と自分達の音楽を融合させました。


形態としては
カンテ(歌い手)・ハレオ(掛け声)
バイレ(踊り手)・パルマ(手拍子)・パリージョ(カスタネット)
それにギターとカホン(南米の打楽器)が加わり今の形になりました。







そういえば






この間 初めてステージで踊らせて頂いたときに
いきなりショーの冒頭で前列のセンターだったのですが
スポットライトに照らされて 緊張するかと思いきや
完全に’無’の状態で踊れて 
自分らしい表現をしたいとか 見てほしいとかそんな事さえ考えず
ただ ’無心’になれて それがとても心地よかった。
まるでメディテーションをしているときみたいでね。
それか いっぱいいっぱい過ぎて考えられなかったのかな? 笑








というわけで
フラメンコの歴史を少しお分かりいただいたでしょうか?


来週末はスペインバル ガンチョさん主催のフラメンコライブが
千波湖の弘文カフェであります。(え?あってる?)
それから  
月末は笠間の磯蔵酒造さんの新酒発表会でフラメンコライブがあります。
どちらも私の先生 バイレ マリコ先生も踊ります。
とっても素敵なので是非 生フラメンコを楽しんでみて下さい。





そして 懲りずに私も月末の笠間では踊るかもしれません 笑










みなさんも楽しい良い週末をお過ごしくださいね!!