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今日は天皇陛下御在位20年の記念式典が催されていました。
自宅のテレビで見ていましたが、
陛下のお言葉に背筋が正されるような気がしました。
このところ
毎日流れてくるのは不況や経済悪化と犯罪のニュースばかり。
民主党政権になったものの、政府の見解はまとまらず
打ち出した政策も如何なものか。
日本経済は冷え込むばかりで
これが本当に国民が選んだ政治なのかと思うと摩訶不思議に思う。
本当に政策で選んでいるのだろうか?
目先のニンジンに誤魔化されてはいないのだろうか?
先週のある大臣の会見によれば建設業は今の1/3にするという。
あぶれた人は農業に就くとよいなどと簡単に言う。
食料自給率が低いわが国の問題はあるとしても、
そんなに簡単に右から左に片付く問題ではないと思う。
今現在も企業のリストラや派遣切りなどで未就労者は増えるばかり。
生活保護の件数はどんどん増え続けているのに
国の税収は下がる一方で増収の得策さえない。
ところが
企業が支払う最低時給は1000円にし
教育費は高校までただになると言う。
それが、国民の生活を豊かにするという。
本当にそんなことが出来るのだろうか?
国内産業ばかりか海外への輸出も衰退し、
企業の法人税や所得税もシンガポールや香港など
ハブとなる国に比べてとても高い。
たしかに企業は世界のどこかで税金を納める義務がある。
しかし、もはや
税率の低い海外に優秀な企業や日本人は流出している。
企業や人が出て行くということは
守るべく産業も知的財産も 同時に失うことになるのではないか?
リーマンショック以来
中小企業ばかりか大企業も資金繰りに奔走しているというのに
この国の政治家は何を大事に思っているのだろう?
企業が元気でない国のどこから税収をまかなうのだろう?
賄えるはずも無い。
平均寿命が高く少子化が進んでいることは明白である。
そうなれば子供やお年寄り以外の
国民の負担が増えるのは目に見えているではないか。
お金には使いどころと締めるべきところがある。
削減・撤廃と毎日騒いでいても総体的に見たらどうだろう?
中国に対する過度のODAで期待できることがあるのだろうか?
もうすぐ国債が1000兆円に達してしまうという。
国が破綻してもおかしくない。
わが国はどこに向かっているのだろう?
この国の未来を想うと不安になる。
子供たちの未来を思うと心苦しくなる。