『最上さん、今日は時間ある?』
そう声をかけてきたのは事務所の大先輩の敦賀さん。私はまだそんなに売れっ子じゃないからもちろん時間はたくさんある。『ちょっと一緒に見て欲しいものがあるんだ。よかったらこの後付き合って貰えたら嬉しいんだけど、どうかな?』
特に断る理由もなく付いてきたのは某有名スポーツメーカーのショップ。お店の計らいで閉店後のお店、奥のオリジナルデザインのコーナーに案内された。
『今度、仕事でスポーツ大会に出るんだけど、スポンサーサイドから[敦賀蓮デザインのiDを作って欲しい]って言われたんだ。行く行くは商品化もありかもって話らしいよ。』と話しながらガチガチとパソコン画面に向かってマウスを創作する敦賀さん。そんな姿もこの人はイチイチ絵になるなぁとぼんやり眺めていたら、敦賀さんがこっちを見てクスッと笑った。
『えっ…』
いきなり鼓動が跳ねたのは私だけの秘密だけどね。
そう声をかけてきたのは事務所の大先輩の敦賀さん。私はまだそんなに売れっ子じゃないからもちろん時間はたくさんある。『ちょっと一緒に見て欲しいものがあるんだ。よかったらこの後付き合って貰えたら嬉しいんだけど、どうかな?』
特に断る理由もなく付いてきたのは某有名スポーツメーカーのショップ。お店の計らいで閉店後のお店、奥のオリジナルデザインのコーナーに案内された。
『今度、仕事でスポーツ大会に出るんだけど、スポンサーサイドから[敦賀蓮デザインのiDを作って欲しい]って言われたんだ。行く行くは商品化もありかもって話らしいよ。』と話しながらガチガチとパソコン画面に向かってマウスを創作する敦賀さん。そんな姿もこの人はイチイチ絵になるなぁとぼんやり眺めていたら、敦賀さんがこっちを見てクスッと笑った。
『えっ…』
いきなり鼓動が跳ねたのは私だけの秘密だけどね。