ドクターから

羊水検査をするかしないか問われた時のこと。


私は、しないどこうと思っていたけれど


でもこれって、私一人で決めていいことなのかな

旦那はもちろんのこと、

産まれたら両親にもお世話になるだろうし


一応周りにもお伺いというか・・・

私の意向に同意してもらわないといけないと思ったのです。


旦那は

「もしお腹の子がダウン症だったらどうする?」

と聞いた時に


「そんなん仕方ないやん。頑張るしかないやろ」

とあっさり言ってた。


やっぱり、この人は素敵だと思った。


でも、これは、羊水検査というものをよく理解してなかったていうこともあり

「羊水検査の結果によっては、中絶する人も多くいる」

ことを知った時に、少し考えが変わったぽかった


最終的には

「検査を受けるには私の負担もあるだろうし、

それに対しては私に任せる


でも・・・育てるのは考えているより大変だと思うよ・・・」


と、とてもいいにくそうに言ってた


少し、驚いた。


でも、旦那は、仕事が忙しいし

自分が思うように子育てを手伝えないだろうから

私への負担を考えてくれたのだろうな


と、好意的に解釈している



両親については、


これまた意外で


お父さんは

「もし異常があったら、残念だろうけど今回はあきらめた方がいい」

と、言ってた。


お母さんは

「お父さんはああいうけど、

異常があったら私が一緒に育てちゃるから心配せんでいい」

と、言ってた。


正直、それぞれ逆の答えを考えていたので

人って、長年の付き合いでも、わからないもんだなー

と思った。



でも、考えると、


やっぱ、

男の人は、自分のおなかに命が宿る経験がないので

女の人ほど、情に流される(というか、なんというか)ことがないのかもしれない


確かに、もし自分が男だったら、というか第三者だったら、

一番大変になるであろう母親に対して

産めとも何とも言えないな。


本人が産みたいと言えば、協力するけど

本人が中絶したいと言ったときに、反対できるはずがない



ちなみに、兄夫婦は

「お腹の子がどんな子であっても、自分たちを選んで来てくれたんだから育てる」

と決めていたらしい

(病院の方針で全員羊水検査を受けなければならなかったみたいだけど・・・)


それを20代のころから覚悟していたのかと思うと

やっぱり、彼らは素敵だなと思った。