みなさん、こんにちは![]()
Mikaです![]()
今、Cのつく国で大変な事が起きているのを、皆さん、どれくらいご存知なんでしょうか![]()
タイはこの先雨期になり、洪水のシーズンを迎えます。
この大規模なアジアの治水環境を壊してしまった中共のダム建設の影響によって、今後の水害がどうなるかタイ政府はかなり危惧をしています。ちょっと記事多めですが、出来るだけ多くの皆さんに「我が事」として知っていただきたいと思っています。
タイの村で撮った赤ちゃんと面倒を見るおばあちゃん。こうしたゆっくりした時間と暮らしを脅かしているのは誰なのか![]()
この三峡ダム、一見、我々アジア周辺国には全く影響ないかも?と思われるかもしれませんが、それは全くの見立て違いです![]()
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1)中国のダム建設がアジアの「水」を支配=メコン川支配戦略
皆さん、リンクの動画をご覧ください。
何と、2013年からこの「水」の支配計画を着々を進めていました。
【YouTube】中国 大型ダム50カ所の建設を計画
その結果、「母なるメコン」へ激変をもたらし、生態系だけでなく人々の生活にまで悪影響が出ています。
中共による上流ダム開発の影響で、メコン川を中心に成り立っていた住民の生活が脅かされています。
2) 三峡ダム放水(決壊)による被害想定、約4~5億人
日本の人口4倍を超える人々が被災すると言われており、最新の情報では2,100万人が避難しているとの事です。
写真は三峡ダム決壊のハザードマップだそうです。
この地域には日系企業が集まる地域が網羅されており、人的被害のみならず日本の経済にも影響が及びます。
更に、この洪水にはかなりの汚水が含まれ、東シナ海に流出し、海流に乗って日本海まで流れ着きます。
汚染された水による日本周辺の海の生態系への危険性も考えておく必要があります。
これら、中共の無秩序な開発は甚大な災害を引き起こすだけでなく、長い期間をかけて周辺国の環境を破壊し、何の罪もない地域住民の伝統的な経済活動にまで負の浸食を行って来た訳です。
「水」は人類にとって非常に貴重な資源であると共に、先進国を中心に開発が行われて来ました。メコン川も例外ではありません。日米は合同で「メコン下流域開発」に10年以上費やしています。
日米の合同プロジェクトの裏に、どれくらいの資金や利権が絡んでいるかは良く知りませんが、少なくとも、中共と違い、環境保全や経済開発などの普遍的倫理感を大幅に無視する事はないでしょう。
私は、腹が立っています。
人間が自然にした、ちょっとした操作は、何倍以上にもなって、しかも我々のコントロールなど到底及ばない力で影響を与えます。
これから、雨期の影響を受けるタイ。
そして、台風シーズンを迎える日本も然り。
三峡ダムの決壊は対岸の火事ではありません。
直接・間接的に私たちの生活環境が変化してしまった結果で起きている事でもあり、これがこの先我々を取り巻く環境をどのように変化させてしまうか、私は怖くてなりませんし、激しい怒りを覚える訳です。
多くの人達が、こうした危機感を共有し、力を合わせて「絶対悪」に立ち向かわなくてはいけない時です。
Point of no-returnまで来て後悔しても遅い・・。
もし、真剣に環境問題を憂うなら、レジ袋を有料化する前にしなくてはいけない事がある、という事に気が付いて欲しいと思います![]()




