みなさん、こんにちはドキドキ

Mikaですコスモス

このブログを書いている今、急に雷雨がやって来ました雷

 

昨日のブログで「孤独」が”ストレスホルモン”を増幅させ右矢印「攻撃・逃避反応」を引き起こさせるという事を知り、このコロナ自粛で私に起こった出来事を反芻(はんすう)していました。

 

・・・と言うのも、この自粛中、私は大学の教員と2度バトッているなーパンチ!、と思ったからです。

私の「怒り」への閾値がこの自粛孤独によって下がっている、と素直に反省できるのは1回目。

「It's not my issue」と責任回避した2名の教員に対して「かっちーんドンッ」と来た、というお話。

【教員とのバトル】~”issue”と”problem”~

 

2回目は一昨日。

いつもレスが遅い、もしくはスルーが多い私の論文アドバイザー達。

一人は立場が他の2名より低いので、「私は彼らより先に何かを言えない。あなたはそれを理解するべきだ」といって

私に彼女の立場を理解させる、という論法により、レスがない・・という事は誰からも何の反応も返って来ない事が多々ある・・

それが原因で研究計画も大幅に遅れるんですね、その先生たちが「承認」しないとGoにならないので。

 

で、一昨日は学会抄録の提出が迫っているためドラフトを提出しフィードバックを待っていたのですが、

念のため「メールで書類を送りました。締め切りの心配があるので早めに修正をかけていきたい。」とメッセージを送ったところ、

激おこでリプライが、速攻で返って来たという・・・(笑)。

 

「いいか、こういうのはスーパーバイザーである私の予定が優先なんだ!それに学生のお前が急げとは何事だ!」

 

・・・いや、「急げ」とは言っていないんですけれど・・・汗

という事で、これには私も理不尽に耐えかねず、きちんと反論しました。

 

まあ、こんなやり取りって、世の中には山ほど転がっていて、

特に立場の強い人や社会的地位が絶対の国、タイを含めたアジアの国々では当たり前に学生が涙をのみ・・・

そして、立場が逆になったら同じことを生徒にやり返す、という連鎖・・・。

 

この「連鎖」を考えていたら、一人思い出した人物がいました。

それは以前の職場にいた男性です。

何でも外資企業で社長などを経験した、という経歴を持つとかで海千山千の企業戦士。

定年で退職し、何かの縁があって私の勤めていた職場にやって来ました。

 

彼が常々私たちに言って聞かせていた彼の哲学、

「人は信用するな。誰も信用するな。でなければ君が傷つく。」

 

そして、結果的に、彼は身をもって何を教えるか、というと「人は裏切るものだ」という事だったのです。

 

きっと彼は、その様な世界で、人を信用せず、人からも裏切られ、はしごを外され、その荒波を乗り越えて

高い地位に昇りつめたのでしょう。

そして、後輩にも「人は裏切るものだ」という事を教える「連鎖」を引き継いでいく。

 

で、私は彼の生き方を見て思いました。

「”人を信用するな”という事は「教える」ものではない。

各自が自分の経験から学ぶものであり、やって分からせるなんて教え方は違うと思う。」

 

そういう意味で、自分が体験した「理不尽」は、自分が他人に連鎖させてはいけない・・。

今まで、自分が無意識のうちにしていたこの様な行動だってたくさんあったでしょう。

でも、それ以来、私は自分が感じた痛みを教えるために人を傷つけないようにしよう、と意識するようになりました。

 

いや、私もね、もういい年をした大人かと思っていましたが(笑)、

こんなして、多くの事を教えてくれる「大人たち」に感謝しないといけないですね。

いくつになっても、人生まだまだ奥が深いですねアップキラキラ

 

多くの人にとって、自分が「こう生きたい」という生き方は、人を傷つけるような生き方ではないはずだと思うんです。

だったら、そう生きないよう心得ながら生きる事が人生の目的かもしれませんね。

 

ひらめき電球おススメの本

「マインドフルネスストレス低減法」 ジョン・カバットジン

題名をパッと見ただけだと魅力を感じないかもしれませんが(笑)、あらゆるストレスを乗り越えるための究極の方法は瞑想なんですって。これで「孤独」のネガティブインパクトも打ち消すことが出来ます、理論上は。

私も練習中ですが、マインドフルネスストレス瞑想法の本の中でもこれが一番スッと入って来ます。

 

「愛するという事」 エーリッヒ・フロム

大学の時に読んで感動した初めての哲学書。

”愛は、技術であって学ぶものである”という大前提を、易しい文章で説いています。

読みやすいですが、心が洗われる1冊です。

 

【癒し用】作業用のリヤカーで水浴びする子供たち@インドネシア。可愛いですよねラブラブ