そんな訳で。
3月11日を選んで、産まれてきた息子くん。
最初、陣痛が来た時はただ単に“3年記念日”を選んで来てくれたんだなぁって嬉しかった。
けどまさか、こんな大変な日になるなんて。
沢山の命が失われて、混乱が続いて、悲しみの中に産まれてきてくれたこの子。
だからこそ、人一倍、周りを笑顔にできる人間に。誰かの悲しみに気づき取り除く事ができる人間に。
そんな思いから
“結仁”という名前には
“仁(ヒト)と仁(ヒト)や、仁愛、仁義を結ぶ架け橋になる役目を担ってほしい”
という願いを込めました。
そして、さっそく。
結仁は、大きな親孝行をしてくれました。
散々ブログで弱音を吐いてきましたが…

けど、出産後。
「何万人って人の命の、生まれ変わりなんだから、大切に育てなさい。今、こんな事態で食べ物も無いんだから。
帰って来なさい。」
と。
実父との絆を、結仁が繋いでくれました。
本当に本当に。
今、幸せです。
この子を産めて、本当に良かった。
産まれてきてくれて、ありがとう。