ここから時間は曖昧なんですが...(´・ω・`)



助産師さんは居なくなって、部屋で馨さんと二人になる。
4~5分間隔でくる強い痛みと、その間の痛みもだんだん強くなる中、息み逃しのためにテニスボールで会陰押し上げを馨さんがしてくれて、かなり助かったし、心強かった(/_;)!

もしこれが一人だったらって思ったら、正直産めなかったんじゃないかって思うかも。


けど、相変わらず間隔の間は元気で、弱い痛みの時は部屋をぐるぐる歩いたりしてて、助産師さんに笑われる←


多分14:00すぎくらい?
部屋でNST装着、だいたい4分間隔。
助産師さんによる内診で、子宮口6㌢。
陣痛が来てる間は、7㌢開いてるらしい。

息み逃しを誉められたらので「ありがとうございます。」って言ったら、冷静だねとまた笑われる(´・ω・`)←


夕方から夜くらいには産まれるかなって言われた。
若いから早いねだってさ~。



それからまた、だんだん痛みも増してもう、強い痛みも弱い痛みの差も無くなったのが、だいたい3分間隔になった頃。



14時46分
東北地方太平洋沖地震が起きる。



それでも遠慮無しに陣痛は続いて、身動きもとれなくて、ひたすら揺れの間はしゃがみこむ私の上を馨さんが覆い被さって守ろうとしてくれた。ほんの数秒だったかもしれないけど、すごく長く感じた。馨さん、ずっと大丈夫、大丈夫って。


もしこのままこの建物が崩れて、この子を守れなかったらって思ったら悔しくて泣きそうになって、それでもそんな馨さんの姿見たら、絶対産まなきゃって思って、また泣きそうになった。




助産師さんが走って来て、全部のドアを開けて大丈夫ですかーって声かけてて、出られなくなったら大変だからってそれからはドアを開けっ放し。


それから揺れが収まって、余震は続いてたけど助産師さんが来てくれて、NST装着。



もう問いかけには、うなずくか首を降るしかできなくなるくらい、痛い。



けど、“いきみたい”には繋がらない。



そのうち複式呼吸ができなくなって、赤ちゃんの心拍数がさがる。

足の力抜いて赤ちゃん通してあげてーゆっくり呼吸してーって言われて、とにかく酸素を送ってあげたくて、赤ちゃんが苦しくないようにって意識したら、急にいきみたくなった。



「いきみたくなりました。」


「…うん、冷静だね(笑)」



ま た 笑 わ れ た 。




じゃあ移動しようかって、陣痛室を通り越してスグ分娩室に。



それまで何回余震があったか分からないけど、分娩室着いて分娩台にあがる瞬間、大きめの余震。よろけて助産師さんと馨さんに支えられる。



本当、すごい時に産まれてくる子だなって、うん、やっぱり私冷静だったかも←


あ、長いよね←
続く~。