今日は、福島市の穴原温泉で開催された「仙台・福島・山形市議会広域観光連携推進協議会」出席しました。

協議会会長・開催市議長・開催市市長の挨拶と続いた後、福島県立医科大学教授の講演がありました。

演題は「放射線と健康」。
講師は 放射線医学講座教授の宍戸文男氏です。
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宍戸先生は、福島第一原発事故災害にあたって患者の治療に当たった医師であり、また日ごろより放射線物質を扱っている研究者でもあるので、大変興味深いデータが盛りだくさんの内容でした。
特に、線量とがん発生リスクのお話では、100mSv以下の低線量被ばくでは相対リスクが検出不能とのこと。
100~200mSvの発生リスク1.08は、生活習慣の野菜不足の1.06ほぼ同じであり、痩せ(1.29)や肥満(1.22)は200~500mSvの被ばく(1.19)より発生リスクが高いというデータには驚かされました。

また、広島・長崎の原爆被爆者の遺伝的調査では、遺伝的影響は認められなかったそうです。

昨年の秋に福島の女性議員から「“福島のお嬢さんはお嫁には貰わない”と言われて破談になった」とのお話を聞いたことを思い出し、風評被害は農水産物だけでなく、人間の命にまで及びつつあります。

「安心」と「安全」は等しいものではなく、「安全」ではあっても「安心」して暮らすためには、正しい情報を発信していく必要があります。

風評被害が一日も早く払拭されことを望みます。

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