復興提言シンポジウム・音楽は発信する
音楽のに本拠地を
新たな楽都の建設に向けて

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同時刻に仙台市の成人式式典が重なってしまい
かなり悩んだ挙げ句、こちらを選択。

今年の式典は、
日頃よりお世話になっている方が音楽プロデュースをするそうで…
そのうえ、仲良しさんも出演するとのことで…
ぜひぜひ出席したかったのですが、
みなさん、ごめんなさいm(_ _)m

苦渋の選択で参加したシンポジウムですが
基調講演が堺屋太一氏
シンポジウムのパネリストは、堺屋氏に加えて
文化庁長官の近藤氏と兵庫県立芸術文化センター事務局長の藤村氏。
コーディネーターは地元では有名な東北大学の大滝精一教授。

大滝先生は、音楽の力による復興センター代表でもあり
震災のわずか二週間後には復興コンサートを開き
昨年の11月には、その数が200回を超えました。

基調講演では「カルチャーキャピタル」
カルチャーが単数形であるところがポイントです。
ある一つの分野での首都を目指すことは
官僚主導の一極集中を打破につながるとの内容でした。

近藤長官は
“復興に対する芸術文化の力は大きなものである。
‘必要なところに必要な支援を届ける’
すなわち、ニーズとオファーをマッチングさせることが行政の役割であり、
復興は、東京一極化を変えて行く絶好のチャンスである”
とのことでした。

藤村事務局長は
“苦しい時ほど芸術文化の必要性を実感した兵庫県民の実例”から
“創造的復興”の必要性と
阪神淡路大震災からの復興への貢献と地域の振興を目的として建設された『兵庫県立芸術文化センター』の経緯と現場を
細かいデータとともにお話下さいました。

また、堺屋先生は
“補助金で支えられている文化は継続しない。
自立する文化、つまり経済的にペイすることが必要であり
行政はその環境を整える役割を果たすべきである。”
と、お話されました。
また、欧州文化首都や世界中のコンベンションシティの例を上げ
市民の理解・サポートの必要性についても触れられました。

仙台市だけでなく、他都市も『創造都市(クリエイティブシティ)』を目指していますが、
それには何が必要なのか?
市民と行政の間に立つ私たち議員は何をすべきか?
との問いを投げかけてくださったように思います。

震災の復興は、宅地や家屋・道路や建物などのハードだけではなく
精神的復興も進めていかなければならないと
思いを新たにいたしました。

最後に…
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兵庫県立芸術文化センターの芸術監督でもある
佐渡 裕さんからの暖かいビデオメッセージです♪