今日は、仙台出身でニューヨークを拠点に活動している歌手『清貴』のチャリティーコンサートに行ってきました。

今回の公演については、
昨日の地元紙にも報道されていましたが、
昨夜の遅い時間になって、
なんと…お友達が出演するとの情報があり、
少々調整すれば時間が取れそうでしたので
急遽、日程変更。

報道によると
在仙の合唱団やゴスペルクワイアと共に
被災者と被災地を思う歌声を届けるとありました。

現在ニューヨークに住む清貴くんは
地元のゴスペルクワイアと一緒に歌っているとのことですが
なんと偶然なことに、
このゴスペルクワイアは、
昔、客室乗務員を退職した後に
海外からの公演やアーチストを招聘する仕事を手伝っていた頃
ジャパンツアーのアテンドをしたクワイアです。
北は北海道から南は九州まで
約一カ月にわたって寝食を共にしたメンバーたち。
たった二年間のツアーではありましたが
とても良い経験をさせていただきました。
ハーレムゴスペルクワイアのみなさんは
今も変わらずに歌っているのでしょうか…。

そしてもうひとつの出演団体の合唱団「萩」。
震災後に渡米したニューヨーク公演では
あのカーネギーホールの舞台を踏んでいます。
清貴くんも共演していたとのことですが
なんとこれまた偶然に、
ニューヨークに住む私の同級生も
現地の合唱団の一員として
同じ舞台で一緒に歌っておりました。
「カーネギーホールでソロで歌った!!」
との照れたような報告を思い出しました。

ステージでドラムを叩く友人と私をつなぐ一本の糸。
清貴くんを通してハーレムゴスペルクワイアのメンバーにつながる糸。
そして合唱団「萩」を通してニューヨークの友人につながるもう一本の糸。

たった二時間ほどのコンサートでしたが
こうして細い糸が絡まりあって
太い絆になっていくのでしょう。

デビュー当時はまだ在仙の高校生だった清貴くん。
いつの間にか、すっかりオトナになっておりました(笑)。