今日は、PETーCT検査を受けてきました。

CT検査は今まで何度か受けたことがありましたが
PET検査は初めてです。

この検査は陽電子放射断層撮影検査と言われ
がん細胞が糖を多く取り込む性質を利用し
ブドウ糖に近い成分の検査薬を体内に注入します。
その薬剤は放射性物質に変化する性質があるので
薬剤から放出されるガンマ線の場所と量によって
ガンを早期に発見する検査です。

検査の手順は
まず検査前5時間は飲食禁止。
糖を含まない水分のみ可となります。
クリニックに着いて受付をすませたら
まず顔写真の撮影。
取り違え防止のために顔写真入りのIDカードと
館内連絡用のPHSを渡されました。

次は、身長・体重・血圧を測定し、医師の問診。
病歴や現在の健康状況、検査についての説明を受けました。

問診の後は、検査着に着替え検査エリアに移動。
放射線を扱う制限区域になるため
エレベーターも専用のものを利用します。

最初に、薬剤の注射。
血管に針を刺し、血液を採取し血糖値を測ります。
針は差したまま、管を機械に接続し薬剤を注入しますが
放射性物質を含むものだけに
薬剤は重厚な金属の容器のまま機械にセッティング。
スイッチをオンにすると…
技師さん・看護師さんはすっと私から離れ
壁の陰に移動しました。
「あっ、放射能…。」
ごく微量ではあっても、やはり放射線。
医療従事者とはいえ、
被爆のリスクは少しでも減らさなければならないのでしょう。

注射が済んだら、75分の安静タイム。
読書をしたりテレビを観たりなど
身体を使うと、その部分にブドウ糖が集中するそうで
薬剤が全身に行き渡るまでじっとガマン…。
のはずでしたが、
薬剤に睡眠成分が入っていたのか
受付で渡されたPHSの呼出音に起こされるまで
熟睡しておりました。

検査室に移動し、台の上に横たわり約30分。
ドーナツ状のスキャナーを通過しながら撮影します。

撮影が終わったら、回復タイム。
放射性物質の排出を促すためと
撮影した画像の確認のため
30分ほどゆっくりと休みます。
今度は読書もOKなので
用意されていた週刊誌を持って回復室へ…。

PHSによる指示があるまで
マッタリゆっくりして、検査終了。

検査結果は、かかりつけ医に送付されるので
次回の外来予約日までお預けです。

ちょっと身体がだるいような気がしますが
放射線を浴びた際にも疲労するので、
体内に注入した場合も同じなのかもしれません。
明日になれば、体内の放射線はすべて排出されるとのことですので
今夜は水分をたくさん取ってゆっくり休ませていただきます。

さぁ、明日は「ピンクリボン スマイルウォーク」です!! $仙台市議会議員 やしろ美香オフィシャルブログ「万象皆師」Powered by Ameba-name1.gif