こんにちは!
みほりの日記にようこそ
前回の続きになります。
実家に帰ろうと思いましたが、まだ妹もいて
母からは良く思われていない私なので、
実家に帰るのも肩身が狭く、中学生の時からの友人に
公衆電話から電話をし、kさんが気持ちよく「うちにおいで、
大丈夫だから」と言ってくれました。
彼女は結婚していて、その旦那さんも気持ちよく迎えてくれて
まだ小さな女の子が2人いて、自営業で大変なのに
私の話を聞き「ちょっと、妊婦さんに手を挙げるなんて
私が行って、話をつけてあげる」
と、言ってくれ義母と主人が居るときに、私と一緒に
嫁ぎ先に行ってくれて「大体、実家に帰ってはいけないとか、
子供を堕していいとか、ましては暴力をふるうとは、どんな人たちなんですか?」
と、怒って義母・主人に言ってくれたのですが、
義母は「うちの息子はそんな事は言ってないし、暴力なんかしてないですよ。
誰が、そんなウソを言ってるの?」
私が「義母さんが、みほりさんは妊娠しているんだから、と止めたじゃあないですか」
と、訴えたが、
義母は、「そんなことはしていない。ねえ、息子ちゃん」
友人のkさんは「こんな家に、みほりをおいとく事は何されるかわからないので、
連れて帰りますから」と、言い
彼女の旦那さんにも今の話をしてくれて
「1か月でも2か月でもいいから、ここに居て、気持ちを落ち着かせないとだめだよ。」
と、私の面倒をみてくれる事になりました。彼女の旦那さんも「遠慮しないでいいから」
と・・・
私の事をこんなに優しく、すべてを受け入れてもらえたことに、やっと感情を表に出す事が出来
声に出して、ワンワン泣いてしまいました、彼女は、「泣きたいだけ泣いて、今日はゆっくりし、明日からは
子供がおなかにいるんだから、落ち着かないとダメだよ」
本当に、感謝・感謝で今でも感謝しかないです。
私は、彼女の家から会社に出勤をすることになりました。
この間、嫁ぎ先に帰り主人に「子供は女の子みたいです」と報告
すると「女なんていらない。男を産め」
理由を聞くと「僕は薬剤師だが、やっぱり医者が強い。男でないと
医者に出来ないから、女はいらない」と
まさかの、時代錯誤。
そんなこともあったり彼女の家に居てはや1か月半
「そろそろ、実家にも行って話をした方がいいよ。」
と kさんから言われ
「話しにくいなら、私も一緒にいってあげるし、直接あなたの義母と
旦那と私が話をしたから、みほりの味方になれるよ、そして実家に居れないなら
ここに帰ってくればいいんだから」
と、言ってくれたkさんに、またまた甘え、
実家に電話をし、kさんと一緒に実家を訪れ、私の話したい事
を、全部父と母に話してくれました。
母は世間体が重視な人なので、
「時々、帰ってくるにはいいけど、まだ嫁に行って3か月しか経っていないし、
世間体が悪い。」と言われました。
それでも、母には「産むの?堕胎するの?」と聞かれ、
私は、自分の体に変化がも感じられていたため、
決心はついていて「産んで、私が育てる」と伝えました。
母からは、「産んで一人で育てるなんて、とても大変なことだよ。
でも、初めての子を堕胎すると、今後は子供ができにくくなるって聞くから・・・」
祖母は「みほりが産むというなら、私がてつだってあげるし、
応援するから、心配しなくていいからね。」と励ましてくれました。
父は、母の従弟で、医者の免許があり、医学部受験の予備校を経営してる方に
相談をしてくれていました。
その叔父は、私が小学生の時から、可愛がってくれて、結婚式に
「僕は、結婚式のスピーチは頼まれてもしないんだが、みほりちゃんに
頼まれたからするんだよ」と、言ってくれた人です。
だんだん、おなかも大きくなり、5か月・6か月・7か月
叔父からも母に連絡が入り、「堕すには、そろそろ時間がなくなる」と
心配して電話を母や父に、してくれていたようです。
結婚前に勤めていた会社の友達が、
雇用促進住宅に住んでいて、
「ここなら、安く済めるから、妹さんにお願いして、部屋を借りてもらえばいいんじゃない」
と、教えてくれました。
そのことを母に伝えると、
「ここの近所はうるさくて、出戻りを家においておけるほど、私は
心臓が強くないから、お父さんに、今畑にしてる場所に家を作ってもらう事にしたから、
できるまで、団地で暮らして、それから妹ちゃんには
よく頼むのよ」
と言われ、妹に「迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願いいたします」
と、手をついてお願いいしました。
妹は彼氏と結婚したかったようですが、
私が、こんなことになってしまい
父から「姉が今こんな状況だから、もう少し待て」
と。言われていたため
私の事をすごく、恨んでいました。
事あるごとに、母と妹から「全く、恥さらしの娘だよね。
いつまで、家族に恥をさらしていくのかね」と言われ続けていました。
折角、自宅から解放されたのに
又、私は、嫌いな家に戻ってお世話になる事になり、でも
そうはいっても、面倒をみてもらってる為
「感謝はしないとね」と祖母からも言われ、
家があるだけでも、感謝しないと・・・
それから私は、運が悪く勤めていた会社から
「子供が出来たら、今後はやめてもらう事になってるから」と
所長に言われてました。
実は私より1年早く出産した、先輩が育児休暇を取っていながら
結局会社に戻らず、育児休暇が終わったら、退職をしてしまったのです。
会社としては、戻ってくると思って、給料を払っていたため
私も、そのようなことをされては困る
という理由で、退職を余儀なくされてました。
おなかの子が9か月になるまで働いて
その後は、まさか離婚するから働かせてくださいと言えなくて
退職することに同意してしまいました。
9か月経って会社を無事に退職し、
今後の事を、弁護士さんと相談をしていくために、
弁護士の無料相談を予約したのでした。
次につづく