★痴漢されても抵抗しない「OK娘・OK子」たちのその後
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★痴漢されても抵抗しない「OK娘・OK子」たちのその後
「OK娘」「OK子」という言葉に聞き覚えがあるだろうか?
平成生まれの若い世代には馴染みのない言葉かもしれないが、アラサー・アラフォー世代の人々は「そういえば!」と記憶が甦ってくるだろう。
「OK娘」「OK子」とは、十数年前にインターネット上を賑わした造語で、電車内で痴漢をされても抵抗しない女性のこと。「電車内限定のサセ子」といったところである。
いや、サセ子といってしまうと語弊があるかもしれない。
サセ子とは、「誰にでもセックスをさせる女子」の略。
「OK娘」「OK子」は、電車内でセックス行為にまで及んでいたわけではないので、サセ子というよりは「触らせ子」といったほうが的を射ているのかもしれない。
痴漢行為は、言うまでもなく犯罪である。
にもかかわらず、満員電車での痴漢体験を持つ女性は大勢いる。
「スカートの上から尻を撫でられた」「勃起したペニスを押しつけられた」などから、さらには「スカートや下着の中に手を入れられた」「服に精液をかけられた」というハードな体験を持つ女性も珍しくない。
そういった痴漢行為を撲滅すべく、鉄道各社が「女性専用車両」の導入を本格化し始めたのが平成12年頃。
女性専用車両に関しては、いまだに賛否両論さまざまな意見が交わされているが、これをきっかけに電車内の痴漢行為が社会問題として関心を集め、結果として痴漢が減ったという功績は大きい。
今までは泣き寝入りしていた女性たちも、はっきりと拒否反応を示すようになってきた。
時には、女性が痴漢を取り押さえるというお手柄ニュースも聞かれるようになった。
痴漢事件の激減と共に、かつて「OK娘」「OK子」と呼ばれていた女性たちも姿を消した。
十数年前のインターネット掲示板には、「○時○分○○駅発の○○線の最後尾はOK娘が乗っている」など、嘘か本当かもわからないようなカキコミがずいぶん躍ったものだ。
そういった女性たちは、今どのような人生を送っているのだろうか?
当時、インターネット掲示板を賑わせていたOK娘に話を聞くことができた。
現在は30代だが、当時は女子大生だったA子さん(首都圏在住・接客業)。
大学進学で、地方から上京してきたが、すでにロストヴァージンを済ませている周囲の女友達に対して気後れする気持ちがあった。とはいえ、あか抜けない彼女には合コンの誘いがかかることもなく、彼氏を作るチャンスもない。
そんな時、たまたま痴漢に遭ったことで、「自分も、女性として見られているんだ!」と、初めて認識することができた。
きっかけはコンプレックスによるものだったが、徐々に性感帯を刺激されることに肉体的満足感を覚えるようになり、大学4年間をズルズルとOK娘として過ごしてしまった。
痴漢に触らせるため、わざわざ1限目の授業ばかり選択していたという徹底ぶり。なぜ1限目の授業かというと、2限目以降はラッシュの時間帯が終わっているからとのこと。
そう、痴漢事件が起きる背景には、「満員ラッシュ」の問題もある。
考えてもみたら、痴漢行為は空いている電車では不可能。
混雑している電車内だからこそ起きてしまう事件なのだ。外国人に話を聞くと、日本ほどの通勤ラッシュは、海外ではほとんどないとのこと。
痴漢行為のみならず、車内での迷惑行為撲滅には、根底にある満員ラッシュの問題から解決しなければならないだろう。
前述のA子さんは、大学卒業と同時にOK娘を引退(!?)した。
就職先の勤務時間が、満員ラッシュにはぶつからない時間帯だったという不可抗力による理由だが、痴漢という犯罪行為を誘発するOK娘を引退できたのは、理由はどうであれ良かったといえるだろう。
しかし、すっかりスリルある性体験を求めてしまう体質になったようで、OK娘引退後は出会い系サイトにスリルを求めるようになった。
出会い系サイトは、もちろん健全な利用者も存在するが、中には危険な出会いも潜んでいる。そのことをようやく理解できたのか、最近ではハプニングバーへとスリルを求める場を移した。
何かあっても店員の目があるハプニングバーなら、安全の元にスリルを体感できるという。
彼女のように、かつてのOK娘・OK子たちは、今もどこかでスリルある性体験を求めているのだろうか?
スリルなど求めずとも、性行為はシンプルに行なってもじゅうぶん快楽や満足が得られるはずである。
もちろん、多少のスリルは良い興奮材料になるが、くれぐれも危険を冒してまでスリルを求めるような行動は慎むのが無難である。
提供:メンズサイゾー
★痴漢されても抵抗しない「OK娘・OK子」たちのその後
「OK娘」「OK子」という言葉に聞き覚えがあるだろうか?
平成生まれの若い世代には馴染みのない言葉かもしれないが、アラサー・アラフォー世代の人々は「そういえば!」と記憶が甦ってくるだろう。
「OK娘」「OK子」とは、十数年前にインターネット上を賑わした造語で、電車内で痴漢をされても抵抗しない女性のこと。「電車内限定のサセ子」といったところである。
いや、サセ子といってしまうと語弊があるかもしれない。
サセ子とは、「誰にでもセックスをさせる女子」の略。
「OK娘」「OK子」は、電車内でセックス行為にまで及んでいたわけではないので、サセ子というよりは「触らせ子」といったほうが的を射ているのかもしれない。
痴漢行為は、言うまでもなく犯罪である。
にもかかわらず、満員電車での痴漢体験を持つ女性は大勢いる。
「スカートの上から尻を撫でられた」「勃起したペニスを押しつけられた」などから、さらには「スカートや下着の中に手を入れられた」「服に精液をかけられた」というハードな体験を持つ女性も珍しくない。
そういった痴漢行為を撲滅すべく、鉄道各社が「女性専用車両」の導入を本格化し始めたのが平成12年頃。
女性専用車両に関しては、いまだに賛否両論さまざまな意見が交わされているが、これをきっかけに電車内の痴漢行為が社会問題として関心を集め、結果として痴漢が減ったという功績は大きい。
今までは泣き寝入りしていた女性たちも、はっきりと拒否反応を示すようになってきた。
時には、女性が痴漢を取り押さえるというお手柄ニュースも聞かれるようになった。
痴漢事件の激減と共に、かつて「OK娘」「OK子」と呼ばれていた女性たちも姿を消した。
十数年前のインターネット掲示板には、「○時○分○○駅発の○○線の最後尾はOK娘が乗っている」など、嘘か本当かもわからないようなカキコミがずいぶん躍ったものだ。
そういった女性たちは、今どのような人生を送っているのだろうか?
当時、インターネット掲示板を賑わせていたOK娘に話を聞くことができた。
現在は30代だが、当時は女子大生だったA子さん(首都圏在住・接客業)。
大学進学で、地方から上京してきたが、すでにロストヴァージンを済ませている周囲の女友達に対して気後れする気持ちがあった。とはいえ、あか抜けない彼女には合コンの誘いがかかることもなく、彼氏を作るチャンスもない。
そんな時、たまたま痴漢に遭ったことで、「自分も、女性として見られているんだ!」と、初めて認識することができた。
きっかけはコンプレックスによるものだったが、徐々に性感帯を刺激されることに肉体的満足感を覚えるようになり、大学4年間をズルズルとOK娘として過ごしてしまった。
痴漢に触らせるため、わざわざ1限目の授業ばかり選択していたという徹底ぶり。なぜ1限目の授業かというと、2限目以降はラッシュの時間帯が終わっているからとのこと。
そう、痴漢事件が起きる背景には、「満員ラッシュ」の問題もある。
考えてもみたら、痴漢行為は空いている電車では不可能。
混雑している電車内だからこそ起きてしまう事件なのだ。外国人に話を聞くと、日本ほどの通勤ラッシュは、海外ではほとんどないとのこと。
痴漢行為のみならず、車内での迷惑行為撲滅には、根底にある満員ラッシュの問題から解決しなければならないだろう。
前述のA子さんは、大学卒業と同時にOK娘を引退(!?)した。
就職先の勤務時間が、満員ラッシュにはぶつからない時間帯だったという不可抗力による理由だが、痴漢という犯罪行為を誘発するOK娘を引退できたのは、理由はどうであれ良かったといえるだろう。
しかし、すっかりスリルある性体験を求めてしまう体質になったようで、OK娘引退後は出会い系サイトにスリルを求めるようになった。
出会い系サイトは、もちろん健全な利用者も存在するが、中には危険な出会いも潜んでいる。そのことをようやく理解できたのか、最近ではハプニングバーへとスリルを求める場を移した。
何かあっても店員の目があるハプニングバーなら、安全の元にスリルを体感できるという。
彼女のように、かつてのOK娘・OK子たちは、今もどこかでスリルある性体験を求めているのだろうか?
スリルなど求めずとも、性行為はシンプルに行なってもじゅうぶん快楽や満足が得られるはずである。
もちろん、多少のスリルは良い興奮材料になるが、くれぐれも危険を冒してまでスリルを求めるような行動は慎むのが無難である。
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