ヨーロッパ鉄道の旅 - ヨーロッパ 冬の名物 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

 

ヨーロッパ冬の旅。

 

寒くて観光客も少ないけれど、そんな冬だからこそ楽しめるものだってあります。

ヨーロッパの冬の名物といえば、そう、焼き栗とグリュー・ワイン!

 


焼き栗というと日本とか中国っぽいイメージがあるけれど、ヨーロッパでも、焼き栗は冬の風物詩。どの国でも、町なかのいたるところで見かけます。

 

 

甘いにおいもほっこりした味も、いわゆる天津甘栗。あれとおんなじです。

 


そうそう、フィレンツェで買い食いした焼き栗は、こんな袋に入っていました。

 

 

長ーい筒状の袋が真中で折れている、というような形状なんですが (分かりますか?)、片方にだけ栗が入っているんです。

 

もう片方は、むいた殻を捨てる用に使います。

よくできてるよね!



 

そして、もうひとつ、かかせないのが グリュー・ワイン。

 

日本では ホット・ワイン とも呼ばれていますが、赤ワインにスパイス (オレンジピールやクローブ、シナモンなど) や砂糖 (はちみつだったり) などを混ぜて温めたもの。

 

ヨーロッパでは、クリスマス・シーズンに、クリスマス・マーケットの屋台では欠かせない飲み物というイメージでしょうか。甘味もあって、すぐに体が温まるので、寒いヨーロッパの冬にはぴったり。

 

 


大きなポットの中にたくさんつくってあるのを、おたまですくってカップに注いでくれます。

(これって、日本だとさしずめ、甘酒みたいな感じ?)

 

火にかけるため、アルコール分が飛ぶので、お酒が弱い人でも飲みやすいと思います。

 

温かいカップを両手で包むようにして持って歩くだけで、ちょっと幸せな気分になれるはず。

どこかで見つけたら、ぜひ試してみてください。