* たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ35カ国、世界62か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2008年1月から3月にかけての2か月間、そして 2009年 2月から3月にかけての 5週間、その他、ヨーロッパ 34ヶ国、世界 56の国と地域、200箇所以上を鉄道で旅した旅行記です。

旅が大好きで、留学経験もあり、海外旅行や海外出張も慣れっこの30代・・・とはいえ、2ヶ月も1人で旅をしっぱなしなのは初体験でした。初心者バックパッカーながら、かけるところにはお金をかけて、バランスの良い、フットワークの軽い、とにかく楽しい旅を目指しました。

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© ヨーロッパ周遊 鉄道旅行 バックパッカー女ひとり旅 2007

2026年 2月。

 

エジプト旅の2日目。

ギザのピラミッドに来ています。

 

ラクダに乗ってビュースポットを目指したり、メンカウラー王、そしてカフラー王のピラミッドを回ったのち、最大のピラミッドであるクフ王のピラミッドにやってきました。

 

 

 

世界7不思議のひとつであり、いまだに謎の多いピラミッド。

 

その象徴のようなクフ王のピラミッドにはいまだに未発見の空間や財宝が眠っているとも言われ、ロマンに満ちた古代遺跡の代表格です。

 

 

 

今回は内部に入るチケットを購入してこのピラミッドの中に入るわけですが… いままで「世界ふしぎ発見!」であれだけ見てきた、そしていろんな研究者の方の本や読んできた、あの有名なピラミッドの内部に自分が入るなんて、ちょっと信じられない気持ち。

 

 

本来の入り口はすこし高い位置にあるのですが、現在観光用に使われている入り口は9世紀に盗掘者があけた穴だそう。

 

泥棒の穴から入るのか…。お墓に入るという背徳感はもちろん、子供のころには ファラオの呪いの怖い話も読んだりしてきたわけなので、ちょっとだけ、怖い感じもする。

 

 

でも、ここまでやってきたのだから、探検に行ってきます!

 

 

内部は一本の通路を往復両方で使うので、入る人と出てくる人が狭い通路ですれ違いながら進みます。出てくる人はみんな顔を赤くして汗をかいていて、内部はかなり蒸し暑そう。

 

 

これだけの観光客が毎日行き来している場所なのでなんらかの換気対策をしてるとは思うけど、大勢が狭い岩の通路を通って奥の部屋まで行って戻ってくることを考えると、なんだか空気が薄くて息苦しいような気がしてくる。

 

 

しかも、天井が高いのは最初だけで、途中で現れる狭くて急な「上昇通路」と呼ばれる通路は腰を折ってしゃがみ、さらに頭を下げた状態で、急な登りを上る必要があります。

 

天井の低さもさることながら、通路自体も狭いので、体の大きい人が来るとすれ違うのも少し大変なくらい。

 

 

閉所恐怖症の Utao がここで引き返すことを決断したため、ここからは1人で行ってきます。

 

 

やっとのことで上昇通路を抜けると、急に天井が高くなり、「大回廊」と呼ばれる場所に出ました。ここの天井の高さは 8m以上あるんだそう。

 

これ、4500年も前の人工物だなんて信じられます?

 

 

ここも幅が狭くてすれ違うのに時間がかかるのでずっと渋滞してた。

 

この回廊を約 50m くらい歩くと、最後にまた低い天井の通路がいくつか出てくるので、しゃがんだり立ったりを繰り返します。

 

 

…と、その先に、唐突に、

 

王の間 が、ありました。

 

 

大きな岩に囲まれただけの、何もないがらんどうの空間。

 

 

部屋の奥にそっけなく石棺がひとつおいてあるだけ。

 

 

この時は気づかなかったけど、いま思えば、ほかのお墓や神殿にあったような内部の装飾が何もない。文字すら書かれていないんですよね。

 

全部はがして盗まれた? そんなことある?

たしかに、研究者たちが別の部屋を探したくなる気持ちはわかりました。

 

 

なんとなくこわごわと石棺をのぞき込んでみたけど、当たり前だけど何もない空っぽの岩の箱だった。

 

 

 

部屋には換気設備があるのだけど、それでも蒸し暑くて息苦しい気がしてしまうので、長居することなく部屋を出ました。

 

 

ふたたび、狭い通路を、時々あたまを天井にぶつけながら歩いて下って、ピラミッドから脱出します。

 

外の空気を吸った時のあの安心感よ。

死の世界から戻ってきたような。

 

無事に戻れてよかった。

 

 

 

それにしても。改めていうまでもないですが、

4500年前という途方もなく古い時代に

こんなに巨大なピラミッドをどうやって作ったのか。

クフ王の棺や財宝はどうなったのか。

 

子供のころから見たり読んだりしてきた「謎」や「歴史」に実際に触れたような気がするクフ王のピラミッド内部は、言葉で言い表せない貴重な体験でした。

 

 

 

クフ王のピラミッドに別れを告げたら、またバスに乗って移動。

最後に、スフィンクス に会って帰ります。

 

 

 

バザール(市場)エリアを迂回したら見えてくるのが、

ピラミッドと並んでエジプト古代遺跡の象徴のような存在、スフィンクス

 

 

頭は人間、体はライオンで、ここにあるものはカフラー王の時代に作られたものと言われています。

 

 

どうやらもともと計画していたものではなく、ここに置いてあった「余った岩の塊」がそれっぽく見えたので急遽スフィンクスにしたらしい、のだけど… 本当かな。

 

 

たしかに体の部分が雑に見える気はする。(諸説あり)。

 

 

 

スフィンクスを見て引き返したら、これでピラミッドサイトの見学は終了です。

 

 

もうクローズする時間ぎりぎりだった。

朝からまる一日、本当にめいっぱい楽しませてもらいました。

 

 

 

この日の夜はもう少しだけピラミッドを楽しんで帰ります。

ピラミッドを間近に臨むホテルの上階のレストランで食事をしてみました。

 

運よく、絶景を見渡す一番良い席が確保できた!

 

 

 

 

エジプト風タジン鍋と、コフタ(エジプトのハンバーグみたいなもの)。

タジンはモロッコのと違ってめちゃくちゃトマトソースの煮込みだった。

 

 

 

ピラミッドを満喫した一日が終わります。

 

 

 

 

明日は、世界最古のピラミッドと呼ばれるジュセル王のピラミッドを見に、サッカラという町まで行ってみるつもりです。