本物の文化芸術を通して、
自分自身がどれだけ本気で
サービス提供ができるか
見直すきっかけを得ました。
実は、先日
はじめて、行ってきました。
帝国劇場！！
お誘いを受けて
鑑賞してきました。
王家の紋章といえば
長年連載が続いている大人気漫画。
私も母の影響を受け
子どものころにすごくハマっていました。
でも世界史の成績は
すこぶる悪かったですが(笑)
一度は行ってみたいと思っていた
帝国劇場。
そして、子どものころに
没頭していた大好きな漫画が
原作のミュージカル。
せっかくの機会だ！
行こう！
と春先にチケットを抑えていたんです。
地元でイベント制作会社に勤めた後
都内の番組制作会社に転職をしたころ。
東京に住んだら
美術館に行ったり
お芝居を観たり
地方で体験できないこと
たくさんするぞ～！！
っと意気込んだものの。
なかなか帝国劇場に
近づけないでいました。
その頃の私の思考は
・仕事が忙しすぎる！
・どんな作品を見たらいいんだろう？
・チケットが高い…。
・そもそも私なんかが
行ってはいけない気がする
などと、
調子のいい言い訳を
自分自身にしていたんです。
地方に比べたら
すごく近い距離にあるのに
できない理由ばかりを
並べていました。
つまり、口では
「行きたい」と言いながらも
できない理由を自分に課して
「行かない」という選択をしていたのです。
それでは、
絶対いけるわけがないですよね(笑)
地方から上京したころから
10年以上が経ち、
やっと踏み入れた帝国劇場は
ただただすごかった…。
歴史
高級感
品格
劇場が放つ空気感は
これまで感じたことのないものでした。
ミュージカル本編も
俳優
オーケストラ
照明
音響
舞台セット
衣装
スタッフ
それぞれの熱量が
すさまじく
何度も何度も涙腺が
崩壊しそうになりました。
漫画で読んでいた
あのシーンが
ここで生身の人間たちが
命を吹き込み描いている。
そのエネルギーは
とても大きなものでした。
長い期間、
準備を進めてきての
本番での熱気。
リモートでは感じられない
舞台だからこその雰囲気。
こうやって
人々の心を潤し、後押しをし、
勇気づけてくれるのが
文化芸術なんだなと
感じたところです。
コロナ禍での観劇に
少し躊躇もあったのですが
いま
こうした文化芸術に
触れておきたいと思う自分がいました。
夫と娘にはお留守番をしてもらい、
若いころにパッと変えなかったチケットを買い、
大好きな漫画作品が題材のミュージカルを観る。
自分なりにコストをかけて
本物の芸術に触れる選択をしました。
この日は
これまで見られなかった景色や
感じたことのない空気、
プロフェッショナルの仕事を
体感することができました。
本物に触れることで
感動体験を得られるだけではなく
自分自身の在り方を
見直すことにもつながっています。
どれだけ本気になって
できる仕事なのか
目の前のお客様を幸せにするには
どうすればいいのか
感動体験を与えられるようになるには
どうしたらいいのか
そんなことを今
改めて感じているところです。
本物のサービス・商品に触れることで
自分自身はどれだけ本気で
どんな価値提供ができるのかを
見直す機会につながるなと感じています。
私も今いるステージで
しっかりと
お客様に対して
本気で感動を与えられる
サービス提供をしていける人間に
なっていきたいと思いました。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。