昨晩
新国立劇場 小ホールで上演されている
イプセンの「海の夫人」を 観劇した
3時間半の公演が終了し
客電が上がっても しばらくは立ち上がることができなかった
100年以上も前に作られたこの芝居から受けるメッセージの
深さに打ちのめされた感じだ
止まることなく 涙が溢れたが
不思議とそれを拭う気にはまったくなれなかった
演劇の素晴らしさを 久しぶりに感じた
「人は
自分の人生を選択することができる
自由と 自己の責任において」
いま
私の人生の いま
この演劇に出会ったこと事態に大きな意味を感じずには居れない
神野美伽