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お腹の子の先天性心疾患がわかり、産む病院えらびも振り出しに戻りました。
妊娠してすぐに予約していた病院は、お腹の子の手術ができないためキャンセル…。
自宅ちかくに頼れる親族がいない私は、電車で3時間かかる実家に里帰り出産をする予定でした。
上の子が病室まで入れたり、一緒にお祝い膳を食べられたり、上の子と過ごす時間があまり削られない病院を選んでいました。
その計画も白紙に戻りました。
まずは、前回書いた都内の病院で出産するか、里帰りをするかどうか、を決めなければなりません。
いま1番悩んでいる問題です。
というのも、前回書いた都内の病院、実績もあるし医師も信頼できる、自宅からも近い…
この病院で出産〜手術、定期通院したいですが、上の子を見てくれる人を確保できるかが分からない。
下の子が手術後、一般病棟にうつれば24時間母親の付き添い入院が必要らしく、小児科の病棟に15歳以下の子供は立ち入り禁止。
産まれてからでなければ手術の日程も、何もかもわからない、実家の母も仕事を休める時期とそうでない時期があるため頼れないかもしれない。
入院が長引いたり、緊急入院になった場合、夫がお休みをとり続けられるのか…。
一時保育やファミリーサポートで乗り切れるのか…。
里帰り出産した場合には、付き添い入院はしなくてもいいので、毎日下の子に面会にいって、上の子のお世話もできる。家族にフォローしてもらえる。
ただ、夫が立ち合い出産できないかもしれない、もしもの時にすぐに来られない。
子供たちに会える時間もすごく減ってしまう。
自治体をまたぐので手続きに手間がかかったり、上の子のプレ幼稚園に通えなくなってしまう可能性がある。
それに自宅近くの病院で手術から定期フォローまで一貫して診てもらったほうがいいんじゃないか…。
夫や家族と話しても、どうするのが一番いいのかすぐに答えはでませんでした。
そこで、実家から近い大きなこども病院にも一度詳しく話をきいてみることにしました。
都内の病院と実家近くのこども病院、やりとりがあるようでその場で連絡をとってくれ紹介状をかいてスムーズに対応してくれました。
単心室
単心房
右胸心
共通房室弁
肺動脈狭窄
両側上大静脈
右側相同(無脾症のうたがい)
心臓のイラストと共に書き出された病名。
もう何のことだかさっぱり。
でも、すごく大変な病気なのだろうという事はすぐにわかりました。
担当医師の方が、それぞれの病名についてイラストを見ながら分かりやすく説明してくれました。
心臓のことなんて、中学生の時に勉強したくらいの知識しかない私には難しい話でしたが、とにかく一生懸命話をききました。
お腹の子供の心臓のイラストの隣に、普通の人の心臓のイラスト、見比べると全然ちがう。
こんなことってあるんだ。衝撃でした。
「出産するとき赤ちゃんは元気に産まれてくる。
ただチアノーゼ状態なので、それを改善するために産まれてから3回手術を受けることになる。
3回の手術は2歳までの間に終えられる、今みたこの子の状態なら幼稚園の入園にも間に合うでしょう。」
医師の言葉に普通に生活できる可能性があるんだ、と少し安心しました。
ただ、大人になっても毎日朝晩薬をのむこと。
定期的に通院しなければいけないこと。
体育の授業はうけられてもスポーツクラブは無理だということ。
色々なお話がありました。
丁寧に分かりやすい説明で、自分でも驚くほど冷静に話をきくことができました。
手術についても「まず、失敗はないでしょう、一緒に頑張りましょう」と笑顔で宣言してくださって心強かった。
しかし、この病院で出産して診てもらうことにその場で返事はできませんでした。