娘の夜泣き。夫のイライラ。 | 言葉と想いを紡ぐ人・渦巻マキの、日々のおはなし。

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どこにでもいるフツーの主婦。でも、他の誰ともちがう「わたし」という存在。そんなわたしが紡ぎ出す言葉が、どこかにいる、誰かの心に届くかもしれない。誰かの想いと、響き合うかもしれない。だから、今日もこうして書いている。


ナリ心理学認定アドバイザーかみじさんの、こちらのブログを読んで。



書きたいなぁと思いながら、まだ書いていなかった話を、書こうと思った。

この出来事はわたしにとって、
夫婦関係を、
そして、自分の「在り方」を見つめ直すことにつながる、大きな転機だった。




今、子育てが始まったばかりで、

自分ひとりで頑張っている気がして、夫に対してひそかに不満や腹立たしさを感じてしまう・・・

夫とふたりでいろんなことを分かち合いながら乗り越えていきたいのに、なんだか温度差を感じて孤独・・・

夜、真っ暗な部屋で子どもを抱っこしながら、ひとりでに涙が出てきちゃう・・・

そんなママが、もしいたら・・・



わたしの体験が、

もしかしたら、なにかの参考になるかもしれない。


そんなふうに思って、書いてみる。




我が家は、現在6歳の長女と、2歳の次女、ふたりの娘がいます。


そして、2歳次女ちゃんは、まだまだ夜泣きが続いていて、
日によるけど、多い日で夜中に2回、朝方1回起きて泣く。
そのたび立って抱っこしてトントンしないと寝ない!!魂が抜ける


わたしも、調子がいいときは、
「ハイハイ〜大あくび
って付き合ってあげられるけど、
疲れていたりすると、ハァ・・・しんどいなぁって思います悲しい




2月の中頃、次女の夜泣きがエスカレートしていてえーん
夜中に何度も起きて泣く。
抱っこも拒否して、しばらく金切り声をあげて号泣したり、
床をドンドン叩いて暴れながら泣いたり・・・

どうしちゃったのかな?ショックと心配になるくらいでした。
「夜驚症ってやつ??」って思って調べたりもして。。



その日も、いつものように、夜中に次女が起きて泣き出しました。

号泣モードで、
抱っこしようとしても、泣きながら身をよじって避けられ、
わたしも眠くて頭が働かなくて、
しばらくぼんやりと、娘が泣くのをどうすることもできずに眺めていました。


すると、寝ていた夫が起き出して、言ったんです。

「もう・・・何なんだよ・・・」

心底ウンザリといった顔で・・・。





わたしは、「またか。。」と思いました。


別に、初めてのことじゃなかった。



長女の時も、

次女が産まれてからも、

夫は夜中に子どもが泣いても、ぐーぐー寝ていたし、
たまに気がついても、うるさそうにため息をついて、そのまま布団をかぶっているだけだったから。


だから、

よほど体調が悪くてしんどい時以外は、

わたしは、ずっとひとりで子どもの夜泣きに付き合ってきた。



「母親は、子どものちょっとした声でも目が覚めるけど、男の人は気がつかない。
脳の機能的に、そういうものらしいよ。」

なんて話も、どこかで耳にしたことがあったし、(ほんとかよ)


育児あるあるエピソードなんかでも、

「夫に寝かしつけを頼んだら、号泣する子どもの隣で夫が爆睡していて殺意真顔

みたいな内容をよく見かけたからw、

「なんか、そーゆーものなのかな」って、思ってた。




とはいえ、うちの夫ははじめから、「子育てに積極的に参加したい」っていう姿勢を、ちゃんと見せてくれてる人だったんです。


仕事は忙しいけど、子どもと一緒にお風呂に入りたいからって、
朝の出勤時間を早めて、暗いうちから家を出ていって、夜はできるだけ早めに帰宅してくれていたし、

ウンチのオムツは替えたくない、なんてこともなかったし爆笑

それに、家事も積極的にやってくれている。



だからわたしも、

思ってたんですよね。。


「こんなに頑張ってくれてるんだから、これ以上負担かけちゃいけないよね。。」

「夜くらい、ゆっくり寝かせてあげないとね。。」

「仕事で疲れて帰ってきてるのに、夜中まで起こすのは、申し訳ないよね。。」


って。



でも、

子どもの泣き声にため息つかれて、寝ている夫を蹴飛ばしたくなる夜もあった。

なかなか寝てくれない子どもを抱っこして、あまりのせつなさに涙がこぼれることもあった。


そう。


子育ての孤独感に苦しんできたのは、誰よりも、このわたしだったんです。




さて、


「もう・・・何なんだよ・・・」

そう言って、起きあがる夫。


イラ立った空気が、ビリビリと伝わってきた。


わたしは、なんとかしたいけど、どうにもできない。
だって、抱っこも嫌がるし、どうしたらいいのか分からない。
わたしも、困ってるんだよ。


そのうち、よほどいらついたのか、
「あ”ーーー」と声を上げながら、
壁に頭をガンガン打ちつけ始めた。


そんなことはさすがに初めてで、わたしもびっくりして。


それで、

「2階に行って寝たら?」

って、促した。


夫は無言で部屋を出ていった。



最近ずっと、なんとなく機嫌が悪かった夫。
仕事が忙しいらしくて、よくぼやいていたし、
子どもたちに対しても、イライラと声を荒げることが多かった。


きっと、疲れているんだろうな。。



わたしは、まだ泣き続けている次女をなんとか抱っこして、リビングに移動した。

このままの調子で号泣されたら、長女まで目を覚ましてしまうと思ったから。



するとそこで、

思いもよらない出来事が、

わたしに追い討ちをかけたのです・・・。



長くなったので、続きます。