今日は介護放棄について
以外と知らないかも知れませんが
親の介護は法律上、放棄できません。
民法第877条1項に
「直系家族及び兄弟姉妹は、互いに扶養する義務がある」
と定められています。
「直系家族」とは
祖父母・父母・子・孫
のこと。
これには優先順位はありません。
これは、直接的な介護のほか、
介護費用や生活費などの経済的支援も含まれています。
もし、介護を放棄したことで親や家族が死亡、怪我をした場合
罪に問われることもあります・・・
さて、何だか怖い話をしましたが
そうならないために
解決策はあるのです。
✔介護される人が居住している「地域包括支援センター」に相談する
✔扶養義務者間で話し合い役割分担する
✔身寄りがおらず介護者自身も高齢であれば身元後見人をつける
✔介護費用が負担なら居住地域の自治体の助成制度がないか調べる
✔とにかく居住地域の相談窓口に駆け込む
つまり、そうならないために
各自治体では様々な制度がります
介護の問題は
「時間」
「心と身体の負担」
「費用」
この3つの要素が複雑に絡み合い
この3つも念頭に取りかかる必要があります。
少しでもこの3つが軽くなるよう誰かに相談してみませんか?