働き始めて、とてもじゃないけど映画を観る時間がとれない・・・。

そう思っていました。そして実際そうなのですが。

本当に観たかったら、時間を作るんじゃないか?

それか、「時間がある!」と思ったら、それを有効利用するんじゃないか??

そう思って、どうしても観たいという願望が強い時は、休日を利用して時間を作っています。

例えば、主人が出張で不在の時や、主人がいても日曜日の夜を利用させてもらったり。

先日は、「たまには一緒に何か観ようか」となって、休日前の夜にDVDを借りてきました。

時間を作るってとても大事なことだな・・・と。

自分の時間が限られてきて初めて気づきました。

以前より今の方がゆとりはないけど、趣味に時間を費やすのも本当にいいストレス解消法だと思います。



それで・・・。

最近の映画事情です。

新作2本と、録画していたものを1つ、ササッとご紹介します。






「大統領の執事の涙」


いまだに映画の好みが合わない私達夫婦ですが、

こちらは選ぶのに時間がほとんどかかりませんでした。

最近なぜかず~っと、「泣く映画が観たい!」と言い続けていた主人(^_^;)

なぜかはわかりませんが、ことあるごとにそれをずっと言い続けていました。

先日TSUTAYAに行った時も、「泣く映画なら、やっぱり邦画でしょう」と言って、

しきりに邦画コーナーでDVDを物色していましたが、

私が、「洋画の方も見てくるね」と言うとついてきて、結局こちらをセレクト。

私も観たいなと思っていたので、速攻でお会計。


そして、あっという間に時間が過ぎるくらい、ストーリー展開にハマりました。

何かの評論で、「黒人版フォレスト・ガンプ」と言われていましたが、それもわかります。

アメリカの、奴隷解放される以前の黒人の暗い時代背景も鮮明に描かれてますし、

7人の大統領に仕えた執事の話ですから、アメリカの歴史が何十年とわかる、

ある意味壮大なストーリーなんです。


何と言っても、やはりキャスト陣の演技力の素晴らしさたるや!

名前自体は知られていないけど、ちょくちょくお見かけする俳優さんが主人公のセシル役。

奥様役の女優さんもすごく良かった。

作品内での年の取り方は特別すごかった。

オスカーにノミネートされなかったのがなぜか気になりますが、

「それでも夜は明ける」と内容がかぶるからでしょうか??

そして、先日突然亡くなられた、

大大大好きな俳優ロビン・ウィリアムスも、少しだけ出演されていました。


もちろん感動はしました。大いに。

深い内容でしたから、共感というか、胸を打たれました。

ただ、号泣するということはありませんでした。

主人は「泣きたかった」のだから、物足りなかったのかな?と思いきや、

泣けなかったけど、良かったんだそうです。

そうですよね。寝てなかったもの(笑)(*^_^*)






「ブリングリング」


こちらも新作の、ソフィア・コッポラ監督作品。

前作(?)の「SOMEWHERE」が、私の中でかなりのヒットだったし、

彼女の世界観、センスがすごく好きなので、

「ブリングリング」は、映画館で観てもいいくらいだったのですが、

上映期間が短かったのと、地元では一部でしか上映されていなかったので、

レンタルになるまで待ちました(^_^)


ハリウッドのセレブの自宅を狙った、若者の窃盗団の話で、実話をもとに作られています。

実際に窃盗被害にあったパリス・ヒルトンの自宅が映画で使用されたのは有名で、

作品中、シューズクローゼットの靴を履いて「パリス、足デカッ!」と言われていたのはウケました(笑)


内容は、ただそれだけなんです。

窃盗を始め、歯止めが利かなくなったティーンたちの様子を描いた。ただそれだけ。

今回の場合は、物語の深み・・・という点はあまりなかったけれど、

毎回、「ただそれだけ」という撮り方をしているソフィア・コッポラ監督。

でもそのリアルさ、自然体な感じがとても好みです。

今回も、オシャレ感はハンパなかった♡

次回作はどんな内容かな♪

東京が舞台になった作品もあるので、気になります。






「WANTED」


最後に、溜め録りしていた中から観た作品のご紹介。

アンジェリーナ・ジョリー主演作品の中では特に評価の高い作品です。

今やストイックにアクション女優の道を進み続けるアンジー。

彼女が出演する作品は、本当に面白いものが多いし、ほとんどが大ヒット。

「WANTED」は主演・・・ではないものの、抜群にかっこよくて、主演を完全に食っちゃってます。

冒頭のカーアクションは特に見ものです!


何も言えないおとなしい性格の主人公が、

ある日自分を捨てた父親が死んだと知ります。

その父はある組織で優秀な殺し屋として働いていたという事実を聞かされると同時に、

自分自身も何者かに狙われるハメに。

その組織に所属しているのがアンジーが演じる役どころ。


アンジーの作品はどれも大好きです。

「ソルト」「Mr.&Mrs.スミス」「トゥームレイダー」「ツーリスト」のようなアクションもいいけど、

オスカーをゲットして有名になった「17歳のカルテ」や、

イーストウッド監督作品の「チェンジリング」のような、暗くてしっとりした作品も良かった(*^_^*)

たしか「ソルト」は続編があるとか・・・。

楽しみに待っています。

「マレフィセント」も観たい~♪



最近の映画事情はこんな感じです。

本当に以前と比べて全然観れてないけど、

月に1本でもいいから、素敵な作品に出会えるよう、情報だけは集めたいと思います。

個人的に、ロビン・ウィリアムスを追悼する意味で、

まだ観ていない彼の出演作を近日中に観たいと思っています。