娘の小学校の卒業式。
中学はみんなと違う学校になるのもあり、お友達とも沢山写真を撮りました^_-☆
どうしても着たい!との希望で、羽織袴を着ました。
仕事が忙しくて、日程を午前中空けることで精一杯で、午後も打ち合わせだったので、早めにさっと終わってくれないかなぁ~なんて思ってしまっていた、私は大変愚かでした…。
卒業式で、小学校6年間のことが思い巡ってきて、号泣
そして、私の今までの子育て、考え方、生き方もまでを振り返ることができ、反省、後悔ありの、喜び、希望を感じる日になりました。
小さな身体で一生懸命ランドセルを背負って心配しながら通学した一年生。
そして、二年生からは家庭の事情でずっと暮らしていた都心から埼玉の田舎へ引っ越し、転校。
幼稚園からずっと一緒の友達と離れることは娘は辛かったでしょう。
今でも、その時通っていた小学校のクラス、娘の送別会をしてくれたことは忘れず、今でも娘と話したりします。
心配、不安で親娘とも、ドキドキの転校。
親の事情で転校させてしまい、可哀想な思いをさせましたが、新しい学校でも友達と仲良く、空気のいい埼玉でそれはそれで順応してくれました。
成長するに従って、色々な悩みも娘に出てきました。
それは、父親といない状況を周りと比較し出した小学校4年の時。
その時の担任の先生に娘は初めて親に言えない心を開くことができました。
そして、私にも考えるきっかけをくれた先生。
娘の表情も先生と一緒だと、とっても嬉しそう。
そして、高学年には早めの思春期や私のプライベートなことで娘を深く傷つけ、親娘関係崩壊状態にも…。
卒業式の間に、色々なことが思い出され、嗚咽状態で泣きました。
本当、元気に、様々な困難を乗り越え、よく成長してくれました。
ありがとう。
そして、今回卒業式で私は後悔も感じました。
今まで、私は離婚前からずっとですが、母子家庭状態で生活を養わないといけないという事もあり、また私は母親が楽しく仕事をしている姿を見せたいとの勝手な思いがあり、とにかく仕事優先にしてきました。
その中でも、娘との時間も大切にはしてきましたが…。
卒業式で、
娘に私は何を残せるだろう…。
と、ふと思いました。
今までは、人生を楽しむ姿、私の中では仕事で夢や希望を叶えることを見せたいって思っていました。
ですが…
私がもし今いなくなり残せるのは…
母親としての深い愛情を娘の心に残すことではないか…と思いました。
あなたを大切で、あなたを心から愛していると、心に残せることではって。
もちろん私の生き方は、娘にとても影響力を与えるでしょう。
ですが…何か足りない。
それは、一般的と言っていいのかわかりませんが、母親としての深い愛情なのではと。
私は、今まで父親としての要素が強かった気がします。
でも、深く心に残せるのは…
何げない毎日の母親の愛情の安心感。
私は、この6年間、いやずっとかな…
過ぎてしまいましたが…そこはすごく足りていなかったと思います。
気づいてみたら、もう背丈もそれほど変わらず、すっかり大人びた娘。
時間は取り戻せないし、その時の私はそれしかできなかった。
それだけで、余裕もなく必死で、私なりの一生懸命でした。
もう子育てと言える時間は少なくなってきましたが…
これから、自分の中の子育ての価値観というのか、考え方をもっと広げていけたらいいなと思います。
子育てだけでなく、私の人間の広がり、成長に必ずしや必要な気もします。
大きなことではなく…日々の積み重ねで。
専業主婦、ワーキングマザーではなく、ましては子供いるなしに関わらないのかもしれませんが…
大切な存在にきちんと気づき、向き合い、その存在に感謝し、愛し、日々自分のできることをする。
最愛の娘。
娘の卒業と共に、私も新たな目標ができました。
娘に愛を残す。
大きなテーマです。
人生を賭けて、試行錯誤していきたいなと思います。
最愛の莉里ちゃん、卒業、おめでとう。
そして、ありがとう。