みなさんは何の秋を堪能していらっしゃるでしょうか。
こちら、TBSの現場からは
芸術の秋のブーナちゃん
ポージング完璧‼︎
私からは…動物の秋をお届けします。
冬眠に向けてシマリス絶賛準備中。
さて、先日はとても素晴らしいニュースが飛び込んできました。
気候科学の分野で研究をされてきた真鍋淑郎さんがノーベル物理学賞を受賞されました。
真鍋さんは、温暖化の研究の先駆者です。
50年以上前の世界は、温暖化しているという議論がまだなされていない状況だったそうですが、その当時から二酸化炭素による温室効果に気付き現代につながる予測をなさっていました。
予測に使うデータには、大気だけではなくて、海のデータも取り込んでいます。
例えば、エルニーニョ現象やラニーニャ現象…これは(地理的には日本の真裏にあたる遠い場所の)海の温度が主要因となり、地球全体の大気の流れが変わる現象です。多くの場合、異常気象の原因になります。
今は当たり前のように海と大気を連動させて話をしていますが
真鍋さんの研究がなければ、
異常気象のメカニズムはソラゴトだったかもしれません。
気候変動の研究の第一人者である真鍋さんが
ノーベル賞を受賞されたまさにこのタイミング、
同じ時代に、
私も天気の仕事に携わることができていて嬉しいです。
地球全体を大きな目で見守ってくれている
偉大な父のようなお方。
そんな尊敬の眼差しで、真鍋さんの受賞のニュースを拝見しておりました。
おめでとうございます🎉
学問の秋、も張り切っていきましょう