北海道の旅、網走編。
寒風で再び顔は凍った。
念願の！流氷砕氷船おーろら号に乗ってきました。
網走の港から、沖へ進んでいくと
流氷ゾーンに入ります。
氷の中を進む訳なので
けっこう振動があるのかと思っていたら、
意外にもすいすいーっと進んでいきました。
それは、今年の流氷が極端に少なかったからかもしれません。
現地の方がおっしゃるには今年は本当に、
流氷が少なく、しかも、薄い。
網走に接岸したという発表の時も、本当に一瞬だったと。
たしかにこの冬はずいぶん気温が高くなりました。
流氷は北寄りの風でオホーツク海を南下するけど、
南寄りの風が吹くと流氷が遠くへ離れていっちゃいます。
今年は南寄りの風が吹き始める日が早かったと思われます。
今後の気候変動で暖冬が多くなることが懸念されるので、長い目で見たときに流氷観光への影響がどのくらい出るのかが心配です。
流氷の美しさ、壮大さ、、
流氷なんかただの氷と思われている方にお伝えしたい、
流氷南下は浪漫です
流氷が南下すると、海の栄養は豊富となり
春になるとオホーツク海はとても良い漁場になります。
栄養を求めてやってきたたくさんの魚。
その魚を餌とする動物の命が守られ、
生態系のバランスが保たれている。
ずーっと未来永劫、冬のこの風景が守られるといいな。
寒風で再び顔は凍った。
次回はクリオネ捕獲大作戦について更新予定です