今日はNHKが放送したAKBのドキュメンタリーを見て泣いてしまった。。。
以下、動画のURL
http://taifon.net/search?q=NHK+DOCUMENTARY+of+AKB48&site=&submit=++%E6%A4%9C%E7%B4%A2++
ドキュメンタリーの中で一番泣けたのは選抜総選挙の直後のシーン。
選抜総選挙の直後。
あっちゃんがたかみな&みいちゃん&ともちんに言った言葉。
『5年間頑張ってきたのにごめんね』
この言葉は、1位として前にたって引っ張ってきたのに、
今回の総選挙で2位に落ちてしまい、ちゃんとAKBを率いていけなかった
ことに対して申し訳なく思う気持ちから出た言葉だと思う。
19歳の前田敦子。
純粋にすごい子だなって思った。
総選挙に負けて悔しくてしょうがないはずなのに、
出てきた言葉は仲間に対する申し訳なさを謝る言葉。
あっちゃんのセンターとしての責任感はすごかったのだろうなって思った。
自分の為にセンターをやるのではなくて、AKBのために、仲間のためにやるセンター。
そんな感じだったのだろう。
そして、自分の為にやるセンターではないからこそ、
その責任感の重さは半端なかったと思う。
自分の人気がなくなればAKBの人気が無くなる可能性すらある。
AKBの顔でいることの重圧はすごかったのだろうな~。。。
でもでも、もっと泣けたのはその直後のシーン。
みんなに泣いて謝った後に、少したってからのこと。
あっちゃんとゆうこ。
目が合うとすぐに抱きしめ合った。
そして、あっちゃんは言った。
『おめでとう』
その言葉を聞いて驚いた。
あっちゃんは凄過ぎる!!!
この状況ですぎにゆうこにおめでとうって言えるなんて。
しかも、すごくギュッと抱きしめてあげてゆうこの不安を取り除いてあげていた。
自分の次をつなぐ人に対して最大限送り出してあげる気持ち。
そこに気を使えるあっちゃんに惚れそうでしたw
まあ、オタク的な完走はここらへんにしてまとめに入るとします。
この動画で感じたAKBの凄さは、
競争意識と仲間意識が共存していること。
どちらが上でも下でもなく、均等なバランスで共存している。
そんな気がした。
AKB内での競争意識、チームごとの競争意識、他のアイドルへの競争意識(プロ意識)
この常に戦う姿勢を持っているところが強さの秘訣だと思った。
AKB内での仲間意識、チーム内での結束力、お互いを認め合う姿勢、共通の目標
この結束の強さがAKBたる所以である気もした。
組織において、一番パフォーマンスを発揮する雰囲気って、
目標が明確で、手を抜くこと無く頑張っていて、なおかつお互いを認めあえている状態だと思う。
それをAKBは自然と体現していた。すごいな~
さてはて、なぜAKBはそのような状態に成り得たのか??
考察してみようと思う。
①加入段階での厳しいセレクションの実施
→それぞれのメンバーに自分は選ばれた人間であることを自覚させて、
落ちた人間の分まで頑張らねばならないという気持ちを持たせる!!
②総選挙やチーム編成で常に危機感を煽られる環境
→AKB内に停滞した雰囲気を生むこと無く、常に動きを作り出している。
怠惰にしているメンバーは危機状態に陥る状態を作ることで、
常に頑張らねばならない雰囲気を自然に演出!!
③たかみなという誠実かつ必死なリーダーの存在
→AKBを日本1のアイドルグループにしようというVisionを掲げて
メンバーの誰よりも必死に頑張る姿を見せることで周りを巻き込んでいる!!
④秋元戦略に踊らされるAKBの構図
→秋元や事務所側がAKBに選挙やチーム編成の指示を出す形式にすることで
AKBが試練を頑張って乗り越えるような状態になっている。
その中で自然と仲間としての意識が強まっていくのだと思われる。
⑤ファンの存在
→劇場で会えるアイドルというキャッチフレーズはファンにウケるだけでなく
AKBの強さの原動力になっている可能性が高いと思う。
AKBメンバーはファンとの握手会などを通じて、普通のアイドルよりも
ファンと直接触れ合う機会が多いと思う。
そこで直接ファンから励まされたりするのは、強い心の支えになっているのでは??
特に、推しメンで自分に着いてくれるファンがいるからこそがんばれたりする。
⑥同年代での団体意識
→単純に仲間意識を向上させる上で同年代であることが効果的に働いていると思う。
近い年齢同士で話をするだけで盛り上がるし、一緒に頑張ってる仲間として
認識しやすいのではないだろうか??
まあ、他にも色々と理由はあるけれど主にはこんな感じだと思う。
まとめて一般化するとこんな感じ。
・セレクション
・危機感
・リーダーシップ
・対立陣営
・リワード機会
・共通事項
これって組織運営にも適用できることだと思う。
何が重要かなんてなんでも同じ。
本質はどこでも一緒。
そんなことをAKBから思ったのでしたw