さて、前回 コンドを買うと決めるまでを

長々と書きましたがw 今日も長くなりそうです・・・
 
買うと決めた時、
クレさんにもらった二つのアドバイス。
 
 

1.タイでの不動産売買では、持ち主、書類関係などグレーな部分が多いからしっかり慎重に慎重を重ねて調査せよ。それまではどんな支払いにも応じてはいけない。

 

2.信用できる敏腕弁護士をさがせ

 

 
取り敢えず、
どのように進めるべきかよくわからなかったので、
まずは 思い当たる友達に何人か相談し、弁護士探しを始めた。
 
オーナーに於いては、早い段階でIDカード
(タイ人全員が保有)と権利書の写しも貰って 
いて、彼のほうは私の準備(お金とか書類とか)
が整えばいつでもどうぞ、だった。
 
むしろ、この物件は、他より2割も安いので、私が急がないと別に買い手が見つかったら、いつでも他と売買契約すると、ちょっとあおられてもいた。
デポジット(手付金)を払うなら他との契約は
しないよ、と。
 
ちなみに オーナーさんは私と同い年のタイ人男性ちょいお金持ち風の 東京だったら都内でお洒落なバイクにでも乗ってそうなタイプ。
 
坊主頭に目が大きい、一休さんみたいな子だった。
本人曰く、仕事はしておらず旅行ばかりしてるとか。
フランスや日本に旅行に行っている、とパリや
京都に行った写真をたくさん見せてくれた。
 
英語は片言なので 私のタイ語じゃ浅い雑談しかできないから詳しくはわからないけど、10件以上の物件を所有し、古いものを買っては ちょいちょい リノベしてして売っているという 
不動産投資家風。
 
いつもTシャツ&デニム。
部屋を見せてほしい、と、いつ電話しても
大抵 10分以内に来てくれる。
 
両親がめちゃお金持ちなのか??とか思ったけど
タイのお金持ちの子達は大体、海外経験だったりインター校通ってて 英語しゃべれるものだけど、
彼はチェンマイ生まれ、チェンマイ育ち ということで英語はほぼできず、なぜかほんの少し日本語をしゃべっていた。
 
感じはいい。 頭もよさそうでフットワークが軽い。
タイ人のお金持ちは大抵のんびり。
 
一休さんに なんでこの物件売っちゃうの?
と聞いた。市場価格より安いし、場所もいい。
 
「俺は持っているのは全部売るの。そしてまた買うの。ここは昔安く買ったから。ヤスイデショ」
 
と、 やっぱり投資家なのなねーー。
 
 
さて、弁護士さんの件ですが
友達が、とても信頼できる弁護士さんを知ってるとのことで早速事務所に行ってご挨拶。
 
弁護士のNok(ノック)さんは、19年のキャリアで 
英語がとても上手なやさしいタイ人。 助かる~っ 
 
法律用語や書類の名前がよくわからない私にも
貴重な時間を割いて細かく説明してくれた。
そして毎回ミーティングや電話の後には、
確認用にメールも送ってくれる。ラブ
いつでもレスが早い、ホンとにすばらしい弁護士さん合格 
 
コンドミニアムを買うつもりだということを伝えると、購入にいたるまでのプロセスを説明してくれた。
(ネットでもある程度情報は得られるけど、法律やルールなどいつの間にか変わっていることも多いのできっちり調べてもらうと安心)
 
ひらめき電球中古物件を購入する場合のざっくりした流れひらめき電球
購入したい物件がみつかると・・・
① Due Diligenceという 物件においての信用調査を行う。
 
②  同建物の外国人所有者が49%以下であることをコンドミニアムのオフィスに確認しレターを発行してもらう。
 
③ 物件価格以上の海外送金を行い送金証明を取る。(タイ国内に外貨を持ち込む)
 
④ 土地管理局で権利移行手続き、支払い手続き。
 
⑤ 権利証明書および タビアンバーン(住所登録書)を受ける。
 自分の名前にかきかえられた2つの書類を貰ったら晴れてオーナー!!チューチューチュー
 
長くなってしまうので①~⑤の詳細はこちらで別途まとめした。
 
物件は決まっていたので、
一休さんのIDと権利書(Condominium Title Deed)
の写しをNokさんにお渡しし、
調査費用4000パーツ(12000円位)を
お支払いして早速調査をお願いした。
 
 
 
 
2日後。調査内容がメールで届く。
 
 
 
 
で、判明したのが・・・・
 
 
 
 
 
 
↓↓弁護士さんからのメール↓↓
 
"1.オーナーは Mr. Mxxx Axxxx Xxxxさんというで2008年にaaaバーツで購入、・・・"

 
ポーンポーンポーンポーンポーンポーン
 
 
一休ちゃうやーん!!!!! 
一休、お前はだれやーーー!!!!
 
A4びっしりの量で調査内容が記されていたけど、
一休の名前はどこにも出てこない。
 

Mr, MAX!!!(仮名) 明らかに西洋人の名前
 
 
で、でたーーーー。滝汗
 
 
 
でたよ ほんとに
 
 
デタ━━゜(∀)゜━━!!  THAILAND!!爆弾爆弾爆弾爆弾
 
 
 
私はほんとにビックリしたけど、
ここまではまぁ 良くあるお話と聞いていたし、
取り敢えず気持ちを持ち直し メールを読み進める。 
弁護士さんもいたって冷静。
 
弁護士さんが、このような例は何度か見たことあります。
彼はおそらく・・・・と、いくつか例を挙げて、一休がこの案件に
どのような立場で関わっている可能性があるかを説明した上で、
 
この取引を続けるならば、
1、絶対に一休に手付金を払ってはいけない
2、可能であれば法律上のオーナーであるMr MAXに面会を求め、生存確認をすること
3、それが難しいならMr. MAX 直筆サインが入った有効な委任状をすぐに提出してもらう事
 
とはいえ、Nokさん曰く、
おそらく 面会と生存確認は難しいだろうから、最低限 一休が有効な委任状をもっているかを確認しなさい、それが無ければ本物のオーナー合意のもと行われている売買かも不明なためリスクが大きい。
 
 
以上。とのこと
滝汗滝汗滝汗
 
 
せ、生存確認とかーーーー! うそーーー
 
 
そーゆーはなし???
ちーん。
 
 
続く。