先日、看護師の友人が話してくれたこと。




友人から私たち夫婦を見た時



旦那はASDの特性があり

私がカサンドラ症候群である状態だとわかったようで




カサンドラが悪化しないようにすること

そして、私の中できちんと限界点を決めておくようにアドバイスをくれました。




わたしは友人のそのアドバイスを聞いて




自分たちの置かれた状態を理解してくれる人がいることに、何だかとてもホッとしました。




これまでも、依存症の主治医やカウンセリングの先生に旦那の発達障害と依存症の状態を説明してもらい




私がカサンドラ症候群を何度も再発し

複雑性PTSDの状態に陥っていることも指摘され




充分なほど寄り添ってもらってきています。




大前提として

旦那と一緒にいる選択を私の意思で選んでいるので



私が旦那の特性に適応し

自分が折れてしまわないように




診察やカウンセリングを受けています。




だから、話す内容もアドバイスも

頑張る方向性の内容が多いです。




でも友人には、目的もなく、頑張るためではなかったから



もう無理だー、しんどい…と素直に弱音を吐き

ありのままの状態を話せたので




身体から力が抜けた感覚がありました。




友人がくれた問い

私にとって限界とは?と問うたとき




限界は、すでに1年前に超えていて

いまのカウンセリングの先生に繋がっていたので

答えは出ませんが…




旦那へのわたしの身体の反応は限界を超えているから




限界を超えた私の反応が、さらに旦那を追い込む悪循環。




その悪循環は、主治医や先生が言うように離婚や別居に移す状態だったと改めて思いました。





だからこそ

これ以上状態を悪化させないためにも




この1年で旦那の発達障害や依存症の捉え直しをし、




そして私自身のカサンドラ症候群、複雑性PTSDへの知識を増やし




その知識や先生のアドバイスをもとに




言語化が苦手というか難しい旦那の状態や

私自身の身体の反応を観察する習慣をつけてきました。




そしてなりより

私だけでなく、旦那も旦那なりに



置かれた状況に対してパニックになっていると言ってくれるようになったり、現状把握がしやすくなりました。




主治医やカウンセリングの先生が見つけてくれた旦那のトリセツは



会話についていけない

自分のことが言語化ができない

空白の時間が恐怖

記憶の維持が難しい

ルーティンが崩れ、パニックになる




などがありました。



そして私も自閉的傾向とADHDの衝動性が少しあります。



私は自分の中の思いや経験を他者に投影し、相手を慮ることはできるので、高機能自閉症の分類にあたるそうです。




お互いの特性、そしてどこに困難があるのか共有することによって


 

努力もしますが、どうにも出来ないときは、アドバイスをもらいながら日々の対応を改善しているところです。




そして、旦那の場合は、依存症も併発していて

かなり重度。



主治医は、依存症の名医と言われていて

カウンセリングの先生もご存知でした。



そんな先生に重度って言われるほどの

スリップを起こしてきました。



だからこそ、旦那の安全安心の再構築も必須で

この再構築がまた容易ではありませんが…




発達障害への対応や、安全安心の再構築を

一年近くやっていますが




その中で見えた旦那は

強がって必死に生きてきた人で




出来ないこと、困難さがたくさんある中で

できるように努力をしている人でした。




旦那の努力を見ず、勝手に期待し過大評価して、

できるよね?やれるんだよねって旦那を見ていた自分も大いに反省中でもあります…