ただ今、老眼に鞭打ってピアノの譜読みを頑張っているオバサンです。
一度、ピアノに挫折しているので、もう後がありません。
バッハの “フランス組曲” 5番のアルマンドです。
装飾音が、とても軽やかでうっとりします。
(聞いている分には。)
これを自分で弾くとなると、ただの邪魔な音になっているという…。
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オレンジ色が付いている波マークは、ドをレドレド(+レド)と弾き、ドを飾ります。
軽やかに早く正確に、が難しいです。
原典版での練習です。
ですが、100%、バッハの書いた楽譜ではないようなのです。
この楽譜の装飾音に、バッハの弟子が手を加えたらしのです。
確かに装飾音は、個性が爆発する箇所かもしれません。
演奏者がノッてきたら、キラキラしい装飾音になるかもしれません。
寧ろ、教育者としてのバッハは、弟子達が切磋琢磨するような部分を残しておいた、それが装飾音なのかもしれません。
若い音楽家のセンスもブレンドされたフランス組曲をコツコツ練習していこうと思います。
良い週末をお過ごしください。