本日は、年に一度のピアノの調律日です。
凄腕ピアノ調律師さんによる調律です。
その昔、YAMAHAの新入社員さん達は、大学卒業の営業職でも辞令でピアノの調律の研修を受けたそうです。
費用は全て会社持ちで、しかも正社員としての給与も得られます。
寮で生活するため、お金をほぼ使わない生活だったそうです。
今、正社員さんが調律師になろう!とすると、会社を休職し、自腹(約380万円)で学費を捻出しなければならないそうです。
ピアノが、昔ほど売れないので、こういう体制になってしまったようです。
昭和の時代は、ピアノが良く売れて、調律師さん不足だったようです。
また、ピアノ講師の方に寄り添える調律師さんも不足していたそうです。
営業しない(できない?)技術畑の調律師さんは、物腰が硬いというか頑固というか、お客様のリクエストに応えるのが難しいキャラが多いそうです。
楽器は繊細で、同じ楽器でも演者によって希望する能力が変わってくると思います。
私も小学生の頃、ピアノをしていましたが、週1回のピアノの日の当日に30分くらい頑張るだけでした。
調律するような狂いはでなかったかもしれません。
気温の変化で狂うくらいでしょうか?
本日も、無事、調律が終わりそうです。
また、来年、こちらの凄腕調律師さんにお会いできるのを楽しみにしています。