肌着と、麻の長襦袢の漂白が終わり、さっぱりと気持ちよくなった所で、
次は、アイロンがけが待っています。
大の苦手だったアイロンがけも、道具を吟味して揃えたら、
今では、呼吸をするような感覚できるようになりました。(少し大げさです。)
まずは麻の長襦袢から。
8割くらい乾いたくらいにアイロンをかけたら、きれいにかかります。
それでも、部分的には霧をかけて、
袖からかけてみました。
結論は、袖からかけないほうがいいということでした。。
理由は後ほど。。両袖かけます。
襟にかけます。
夏物のお襦袢は、、、実は、、半襟をいつも外しません。
同じ麻の素材ですので、半襟をつけたまま洗濯、アイロンがけをしています。
毎日着ている時に大丈夫でしたので、その習慣のままきています。
アイロンがけも、襟をつけたままです。
(怒られそうですね。。)
前身頃、
後ろ身頃、
ぐるりとかけていきます。
手縫いって、すごい!と、かけながら発見します。
すべて手縫いですものね。。
この発見のおかげで、その後リネンのスカート、セットアップ、
小物類も手縫いをするきっかけになりました。
アイロンの先が縫い目に入って伸びることもありますので、
縫い目の周りは押しがけをします。美しく、揃った縫い目です。。
2枚目は、かける順を変えます。襟と、袖を先にかけてしまい、
仕上がった時には皺が目立ったので、
人様に目につくところを、最後にかけることにしました。
できあがりましたので、コーヒーブレイクです。
苦味と、ジューシーさがくせになります。。
そして、シャツへ。。
地厚なのと、素人の限界がありますので、霧をしっかりかけて
押しがけをします。
先ほど学んだ流れもありますので、
前身頃の裏、
山が出来ないようにできますが、本当のよそいきのときだけにして、
普段には、二つ折りで十分だと思っています。
カフは、伸ばしながらしっかりと。
最後に、一番目につく襟をかけます。
この二重になっているところが、とても苦手です。。
伸ばして、ひっぱりながらかけます。
前2枚がシャツ、後ろ2枚がお襦袢です。
シャツも、お襦袢もお手入れの方法がとても似ていますので、垣根なく扱えます。
洋服は基本曲線、和服は直線の違いくらいですものね、、つきつめると。
こちらに半襟をつけて
お襦袢にして3枚体制にできますので、助かります。
シャツも3枚体制で、3枚あると上手くまわります。。
伊勢由ブランドのすててこは、エレガントに
巣鴨プランドは、レギンスのような感覚で、肌着も楽しく。
でも、これは着物専用です。。
着物の、舞台裏、洋服と着物の共通点、でした。
教科書とはかけ離れていると思いますので、、
読み物として楽しんでいただければと、、と思っております。。

















