私は、知りませんでした。お恥ずかしながら、、、。
洋服の旅を始めて、あれこれ勉強した結果、どうもまず始めに
揃えなければならないのは、その「リトルブラックドレス」でした。
「な、なんですか、、、それ。」
どこかに商標登録があるのか、もしくはどこでそのリトルブラック
ドレスは売っているのか、業界で通用している名詞なのかも
分からず、とりあえず、何故かシャネルに飛び込みました。
皆さんもご存知の通り、あのシャネルはシャネルスーツで有名で、
今ではスーツが100万円以上しております。
「り、りとるぶらっくどれすはありますか。」
「リトルブラックドレスでございますね。今期のお作りは、このデザイン
と、このデザインでございますが、おサイズがあるか確認してみます。」
と、簡単に通じてしまいました。
「シャネルにあるものだったのね。え?ということはシャネルでしか
買えないの?」と内心思いながら、
私のサイズが持ってこられ、試着室へ。
靴も用意され、着てみるとなかなか素敵ではないですか!
鏡の前でクルクル周り、素材の良さに酔って、再び試着室へ。
脱いでから値札を見ると、「55まんえーーーーーん!」
くらくらしながら、「か、考えます。」と考えもしないのに伝え、
リトルブラックドレスの道のりは険しいと思ったものでした。
それから、リトルブラックドレスについてあれこれ調べ、
「Little Blcak Dress」という、洋書を購入して勉強しますと、
リトルブラックドレスは、どうも、外国では長めで
床を引きずるほどのドレスもあるので、それを少し、
気軽に、コンパクトにした、
長袖でも、半そででも、袖なしでもよく、
丈も、膝上 膝下どちらでもよく、
夜にお食事にささっといける程度のワンピースのようなものでした。
「た、助かった。。。」
そういいながらも、どれを自分のリトルブラックドレスにするか
という、第二の疑問が湧いてきました。
一目見て、「これっ!」と思えるものが、簡単に見つかってくれれば
こんな楽なものはないのですが、
規定がない分、常に頭のどこかで「リトルブラックドレス」を
意識していたように思います。
らしきものがあったときに、逃さないように。