結局なのか遂にと言うか、それ程長く悩んでないけど赤塗装に着手。白缶2本、赤缶3本、クリア缶2本、その他諸々準備し臨む。缶スプレーにカラーバリエーション無い時はガン塗装(するしかないから)だけど、微妙な色味抜き(調色してまで塗料を入手して云々は考えない)でカラバリが存在してるので缶スプレー塗装を選択。(スプレーガン塗装は缶スプレー塗装に比べ様無き程経験値格段に低い)。

元は黒なので白下塗り。黒下地への白吹きで色むらが否応なく気になり厚塗り→垂れのお決まりパターン(分かってて繰り返す?下塗りょ!色むら気にする?)。過去と同じ轍を踏みやっちまったもんは仕方ない、乾燥後水研ぎ修正?? 否、気にしだすとキリが無いので強行。下塗り2回、赤塗装3回、クリア抜きで「完成」とした。

まぁ、無問題。仕上がりは「(垂れ有ろうも)赤」なのだ、御の字なのだ。 理想を言い出しゃ「垂れ/ゆず肌無き奇麗な赤」なのは当然で、それは自分の腕を知らな過ぎ/過大評価故の誇大妄想、オイラはプロではない。そう、完璧な仕上がり欲しけりゃプロに頼むべし!なのだ。

「失敗箇所を修正し仕上がり良くすれば?」、、、ってのも御尤も。でもアマチュア作業に限らず「拘り」は「時間」と「金」を要求するものなのだ。アマチュアは自分の腕以上の仕上がりに「拘る」ならば結局プロに頼むのがベストな選択、、って事だ。

逆説的に、プロとは異なり自分が決めない限り納期の制約無いアマチュアこそ、プロの仕上がりに近づける様、手間=時間を掛けましょう。って言えるかな。それでも、時間をいくら掛けようともアマが足元にも及ばないプロならではの技が存在するわけで、、、手法を公開されたとて真似など出来様も無かろう。

プロは仕上がりも当然ながら納期と言う時間ファクターも死守すべき項。時間関数でいえばアマとの対極。そう考えると、納期とコストの制約の中で仕事をこなすプロって「だからこそプロを名乗れるのや!」とは言えすごいと思う。余程でない限り失敗無いだろし、それこそ経験と研鑽の賜物で間違いない。(そりゃそうだ、月どころか年に何度塗装するか、、のアマと定常的に塗装してるプロを同じ土俵で考えるのすら失礼極まりない。今後、絶対なる仕上がりを求める場面に出くわしたら、迷わずプロに依頼しようと思う。)


今回の仕上りはオイラ的には有り余る釣銭が来た程上出来。「垂れ」の失敗は次回(ほぼ毎回繰り返してるけど、、、)に生かせばいいし、それを気にし「失敗だ~」とウジウジするなんてのは論外(だったら仕上がりに拘り思う存分水研ぎすれば良いだけ)。
目の前にある「満足な仕上り」を満喫し、それを肴に酒までも楽しんでしまうべゃ、、!  って事なのだ、酒の肴にしたいが故に、仕上がりのハードルがすごく低いのだ。だってオイラアマチュアだもん、、、。自分の所有物をいじくってるだけだもん。  
満足を得る源が、「仕上がり/完成度」ではなく「ペイント作業そのものを楽しむ事」であって、加えて「思い描いた色に変えた」って事実だけでも十分満喫可能。仕上がりの良さに関しては、予想以上であれば尚良し、、予想通りで御の字って思てる。

このレッグシールドと言うかカウルと言うか、、、も「5000mm以内接近禁止」にすれば「垂れ」の存在はばれなかろう。水研ぎしなかったの?、、、と問われたら「しない。この仕上りが身の程でござる。」って事で。
仕上げ用クリア缶スプレーも用意してたけど使わなかった。この段階で満足な出来だしここで手を打つ。 

乾燥完了後に見ると、車体の赤と色味がぼほぼ合致なのが、後追いながらテンションを上げる。缶スプレーで色味が合ったってのは、先だって「どんだけ違うのがなぁ」と微妙な色味に内心ビビリが有っただけにうれしい結末。

間接的にでも安全性に影響与え得る内容のバイク弄りなら、仕上りに対しては万全を期すべきと思うしそうしている。今回の色変更は安全性には響かんだろう(黒→赤なので強いて言えば「他車からの視認性up」が安全性への「良き」影響かな?)から仕上りにとことん拘る必要も無かろう。 (垂れが視認性に影響を与えるとは全く思えない。それこそ視認性云々を論ずる時点で5000mm以上遠いだろからきっと垂れの存在はばれない??)。

垂れの影響って何? そりゃまぁ見た目だよ!、、、、、、って事で最終的には自己満足するか否か、本人がどこで手を打つかって事やん。満足しなければトコトン仕上がりに拘り続け改良すれば良いし、そこそこでも満足できるならそこそこで仕上げれば良い。「本人が満足してる」って事が一番大切なのじゃ?

今回の作業では、今までにない上出来ぶりに、リアボックスやヘルメットも同じ色で「コォディネェト」しょっかって気がむくむくと湧いてしまった。 すぐに調子に乗るのがオイラの悪い癖。だって、阿呆のA型/馬鹿のB型/おっちょこちょいのO型、、、の中の、、、「B型」なのだ。

さておき、形状的にもしっくり収まり加えて色まで整えて更に何すりゃいいだろうって位なレッグシールドになったと自己満足。

全体的にまとまり良くなったかも、、、というかまとまり良くなってるのだ。。。と自分に言い聞かせる。

言い聞かせてるのか??  これって、、。

心理学にある、カラスが「あのブドウは酸っぱいんだよ」と自分に言い聞かせ納得させてるという心理状況に合致なのかな?

 

※外装に空いてる穴は、先代でポジションランプ兼ウインカーを装着してた穴なり。いずれクロスカブでもそちらのウインカー装着予定、、、てか、穴を塞ぐためにも移植せねばならぬな。