「SD20」を深掘りする-その6「小中学校こそ変わるべき」 | 問題意識の教材化(MIK)ブログ

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今の「学び」を「〇〇のため」で終わらせずに、「〇〇とともに」にしていくために、問題意識を教材化して、日本の教育システムで閉ざされたものを開き続けます。



11月12日の一読は1章の続きで、「学校で習わない力こそ社会で必要です」までです。一つ前の木村さんの文章は気づきがなかったので、スルーして、今回の高濱さんの文章からの気づきをまとめます。


ようやく高濱さんの日本教育に対する問題提起が書かれている文章と出会えました。書かれている内容はどれも共感できるもので、日本の学歴社会を支えているのは優れた学習塾のような民間企業だということがはっきりと書かれていて、わかりやすかったのですが、国家の問題だけではなく、一部の民間企業も日本の硬直した教育システムに関与している構造が浮き彫りになったので、深刻さを露呈した形になったと思います。


ただ、高濱さんが一番力を込めていた部分が日本の公立小中学校が旧態依然だということは特筆すべきことだと感じました。大学や高校の方に目が向きやすかったのですが、小中学校も変革していく上で大切だという気づきを得ました。