8月17日の一読は第1章の続きで「3-2 キャリアの分類」と「3-3 キャリアが視野に入れるもの」です。これを読んで、キャリアという言葉が一体何を指すのかがすごく気になりました。
キャリアの中にも客観的なものや主観的なものがあることは理解できますが、いわゆる「良いキャリアを歩む」という場合に、どこまでを含んだものなのかは個人個人違ってくるので、なかなか共通言語として「キャリア」を使うことは難しくなると感じました。
しかしながら、キャリアという言葉が生まれる以前からもそうですが、「キャリア」的な生き方の問題は必ず出てきているはずです。これまでは学歴社会で見えづらくなっていたかもしれませんが確実に一人ひとりに問われていると実感しています。だからこそ、本書でも書かれているように、「小学校や中学校、高校からキャリアのことを考えること」(8ページ)が重要性を増していると思われます。