7月2日の一読は前回の続きで、「一 心身問題から心脳問題へ」の最後までです。前回に感じた違和感を深掘りしていくと、やはり心の哲学は既存の哲学を超える知見はあったとしても、やはり人間どまりなんだということを実感しました。
哲学という行為自体が人間しかしないとすれば、仕方がないことなのかもしれませんが、河村先生が何ら疑問を持たずに、心と脳の問題にフォーカスして議論を進めていたことにショックを覚えました。
意識を深掘りしながら、ずっと抱えてきた違和感を完全に解消する本となかなか出会えていませんが、ふと心や意識は本当に人間だけなのかという問いが立ってきて、少し面白そうな本を見つけました。