5月24日の一読は第二章の「自然の性情」でした。ここでは文人画が取り上げられていました。
「文人画というのは、文人が好んで描いた絵のことである。文人画家は専門画家でなく、わが心に感じたものを率直に描いた。彼らは専門画家が技巧をこらした写実につとめ、形似に心を奪われているのを見て、俗気に充ちたものとしてこれを軽蔑した。」(102ページ)
これを読んで、私自身は芸術にとかく興味がなさすぎていて、もっと言葉だけで表現できない世界を自らをアウトプットしていかないといけないと率直に感じました。
特に自然を自分がどう感じているかを表現するのに絵画という手法を使うこと自体を、絵心がないという理由で避けていた自分にも気づかされました。すぐに書くことはないかもしれませんが、機会をつくってみようと思います。