メタ認知の学びを深掘りする-その32「一度に記憶できる範囲が限られているからこそ」 | 問題意識の教材化(MIK)ブログ

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今の「学び」を「〇〇のため」で終わらせずに、「〇〇とともに」にしていくために、問題意識を教材化して、日本の教育システムで閉ざされたものを開き続けます。


今日の一日一読は「一度に記憶できる範囲は限られている」でした。これを読むまでもなく、一度に覚えられる量には限界があることぐらいは知っていると思います。

ここからがメタ認知的知識の大事なところで、だからこそどうするべきかも考えられていました。

どうやら、一度に覚えられる目安は7つのようです。三宮先生も書いていましたが、7つにまとまったものが結構あることに気づかされます。「7つの曜日、7つの海、七賢人、七福神」(86ページ)や七色、七草粥などです。

もちろん個人差はあると思いますが、記憶量に限界があることを念頭において、いくつかのグループにまとめておくと、一度にたくさん覚えなくて済むことができます。

「短期記憶の段階で何度も繰り返したり意味づけを行うことで、長期記憶に定着」(同上)することができ、忘れにくくなると考えられています。