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“猫背”の原因筋
広背筋について書きたいと思います
“猫背”の原因筋といえば
脊柱起立筋や腰方形筋などが有名ですね
でもこれらの筋肉は肩甲骨には付着していません
それに対して広背筋は肩甲骨に付着していて
肩甲骨を下に下げる作用を持っています
この事が“猫背”とどういう関係があるか
“猫背”とは
背中が丸まった姿勢の事ですよね
この姿勢の時 肩甲骨は前方変位といって
前に位置した状態になります
肩甲骨が前に位置した状態なので
肩甲骨を前に引っ張る作用のある
烏口腕筋や三角筋・鎖骨下筋などが縮んだ状態にあります
だから、胸の上のあたりをグリグリすると気持ちいいわけですよ
で、これらの筋肉をストレッチなどで伸ばしても
肩甲骨を元に戻す筋肉が働いてくれないと
すぐ元に戻ってしまうわけですね
この肩甲骨を元に戻す作用を持つのが“広背筋”なんです
これが広背筋が“猫背”の原因筋
と書いた理由です
と、ここまでいろいろ痛みの原因筋について書いてきましたが
「じゃぁ、どうすればいいの」
という話ですよね
そこで、日常動作の中心動作である
歩行を見直してみてはどうでしょうか
ということで歩行について次回から書きたいと思います