。・ω・)ノ゙ コンチャ♪
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感謝(*´ω`人)感謝
左右の“肘窩”が向き合う方向の“前にならえ”の姿位は肩関節が不安定だと書きました
では、安定する肩関節の状態とはどういうものでしょうか
前回 “気をつけ”の姿勢から話を始めましたが
この姿勢を基本的姿位と呼びます
それに対して解剖学的姿位というものがあります
違いが肘の向き
解剖学的姿位は、手の平を正面に向けて立った姿勢になります
すると、肘窩も正面を向く事になるんですね
この解剖学的姿位の状態で“前にならえ”をすると
“肘窩”は上を向いた状態になります
この状態が肩関節を安定させ押される力に強い肢位になるんですね
体感する方法として
前回もやった腕を押してもらうという方法を紹介したいと思います
1. 肘窩を左右向き合った“前にならえ”の姿勢で片腕を誰かに押してもらう
2. その時に押される力に抵抗した時の感覚を覚えていてください
3. 次に肘窩を上に向けた“前にならえ”の姿勢で片腕を誰かに押してもらいます
その時に押される力に抵抗した時の感覚はどうでしょうか
上に向けた時の方が抵抗しやすいと思います
これは、肩関節が安定というより
肩甲骨の可動域に関係があります
肘窩が上を向いた“前にならえ”は肩甲骨の可動域が制限されるのに対し
肘窩が左右向き合った“前にならえ”は肩甲骨の可動域が広くなります
そのため、左右向き合った“前にならえ”状態の方が抵抗する力が弱くなります
また、
可動域がある分、上を向いた“前にならえ”の状態から
更に
腕を前に押し出すことができるんですね
肘の向きと肩関節の安定
わかっていただけました
ただ、肩甲骨の可動に関与する事なので
肘の向きだけでは上手く体感できない場合もありますが
その点はご了承ください(*- -)(*_ _)ペコリ