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足の形を切り替えて、瞬間的な力や持続的な力に対応するという話を前回しました
そのスイッチは何か
ということなんですが、それはズバリ
カカトの骨(踵骨=しょうこつ)

このカカトの骨が倒れたり、起き上がったりすることで
足の形は潰れたり、アーチ型になったりするんですね


この足の形を変えるスイッチの切り替えを必要に応じて動作の中で行っています

なぜ そんなことが可能なのでしょうか

足関節と呼んでいる関節は
脛骨・腓骨・距骨・踵骨の4つの骨で構成された
距骨下関節・距腿関節などの複合関節です

で、この関節にかかる力が複合関節なので少しズレるんですね

体重は脛骨を通って、地面へと向かいますが
カカトの骨は、地面に接地する部位が少し彎曲しています
ですから、地面に接する部分が脛骨の真下より外側に位置する事になります

そのため、カカトの骨は倒れやすい状態にあるんですね

では、足が潰れたりアーチ型になったりするシステムを順を追って解説したいと思います

1. 直立姿勢の時、倒れやすいカカトの骨を足底の筋肉やふくらはぎの筋肉などが働いて、足の前部(図では前足と表記)に彎曲を作る事で支えています

2. 前足部で支えているわけですから、カカト接地で前足部が浮くと当然カカトの骨は倒れ始めます

3. カカトの骨が倒れると、足底の筋肉やふくらはぎなどの筋肉の働きが弱まり、足の彎曲が潰れやすくなります。その結果、足裏全体が着く際、湾曲が潰れ衝撃を緩和できるんですね

4. 次に歩行動作が続いていくと、重心位置はカカトから前足部へと移動していきます。
すると、今度はカカトの骨が地面から離れます。

5. カカオの骨が地面から離れると、足底の筋群が引っ張られ、カカトの骨を起こし始めます

6. で、起き上がったカカトの骨は、接地する際にまた、倒れるという連続した運動動作が繰り返されるんですね


実際には、もっと複雑な要因がありますが、大まかな動きの理解はこれで十分だと思います

こういった運動連鎖があるので、足裏接地やつま先接地などよりカカト接地が理想的だと言えます


この話、次回にもしたいと思います


-~)ノ~~ ジャネ